第一パシフィック有限公司(First Pacific))は、香港を拠点とする投資運用・持株会社で、アジアに事業を展開している。
通信、消費財、インフラ関連事業を手掛けている。
総資産 51億米ドル(2019年)
1981年、インドネシアの著名な実業家
アントニ・サリム(林逢生)氏
とフィリピンの実業家
マヌエル・ベレス・パンギリナン氏
が共同で、香港を拠点とする金融サービス会社
ファースト・パシフィック
を設立した。
当初、同社は700万香港ドル(90万米ドル)の資金と6名の従業員、香港セントラルの小さなオフィスでスタートした。
社名はオーバーシーズ・ユニオン・ファイナンス・リミテッドであった。
1982年、オーバーシーズ・ユニオン・ファイナンス・リミテッドはサンフランシスコに拠点を置く
ヒベルニア銀行
を買収した。
ヒベルニア銀行を3年間所有した後、1985年に
セキュリティ・パシフィック銀行
に売却した。
同年、社名がファースト・パシフィックに変更された。
ファースト・パシフィックはドイツに拠点を置く
ハーゲマイヤー銀行
の株式も保有していた。
1987年、ファースト・パシフィックは銀行投資を拡大し、英国当局から
ホンニン貯蓄銀行
を買収した。
ホンニン貯蓄銀行は後に
ファーイースト銀行
と合併し、ファースト・パシフィック銀行となった。
1989年、ファースト・パシフィックはインドネシアの製薬会社
ダリヤ・ヴァリア
の買収を開始した。
サリム・グループの医薬品セクターにおけるポートフォリオを拡大した。
1996年、ファースト・パシフィックは通信事業の拡大に成功し、ハンセン指数の構成銘柄となった。
1997年のアジア金融危機の勃発に伴い、ファースト・パシフィックは組織再編に着手した。
危機発生時に最初に売却された資産は
テック・パシフィック
で、1997年にハーゲマイヤーが同社の経営権を掌握した。
1998年には、フィリピンの通信会社
PLDT
と、サリム・グループ傘下のインドネシアの食品製造会社
インドフード
を買収した。
2000年代初頭には金融危機の影響でファースト・パシフィック銀行とダリヤ・ヴァリアを失った。
◯関連事業
・インドフード・スクセス・マクムールTbk(Indofood Sukses Makmur Tbk)
・メトロ・パシフィック・インベストメンツ・コーポレーション(Metro Pacific Investments Corporation)
・PLDT
・フィレックス・マイニング・コーポレーション(Philex Mining Corporation)
・ロクサス・ホールディングスInc.(Roxas Holdings Inc.)
・QAFリミテッド(QAF Limited)
・パシフィックライト・パワーPte. Ltd
(PacificLight Power Pte. Ltd)
◯過去の事業
・テック・パシフィック(Tech Pacific 1989年〜1997年)
ハゲマイヤーに売却
・パシフィック・リンク(Pacific Link 1988年〜1997年)
香港テレコムに売却
・ヒベルニア銀行(Hibernia Bank 1982年〜1985年)
セキュリティ・パシフィック銀行に売却
・ファースト・パシフィック銀行
(First Pacific Bank 1992年〜2000年12月)
東亜銀行に売却
・スポーツアスロン(SPORTathlon 2000年6月)
・サヴィルズ(Savills plc 2001年3月)
posted by まねきねこ at 16:00| 愛知 ☀|
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よもやまばなし
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