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2026年05月15日

米銀、規制緩和追い風に融資伸ばすも、プライベートクレジットは縮小

 プライベートクレジット(ノンバンク融資)は新しい信用供与の形態として脚光を浴びていたが、今や多くの米企業にとって魅力を失いつつある。
 プライベートクレジット会社の1−3月(第1四半期)の融資額は14%減少した。
 一方で、銀行の企業向け融資は12.7%増と2022年以来の高い伸びを記録している。
 データや融資関係者の話からは、
   貸倒損失への警戒感
が資金調達コストを押し上げた。
 その結果、一部のプライベートクレジット会社が案件の確保で競り負けている様子がうかがえる。
 これと同時に、米銀は規制緩和の波の恩恵を受け、比較的リスクの高い企業や取引に対しても、より安価な資金を提供できるようになった。
 米通貨監督庁(OCC)長官は1月、金融危機後に導入された
   レバレッジドローン規制の緩和
を進め、銀行がプライベートクレジットと競争しやすくすると明言した。
 今回のデータからは、少なくとも一部企業が資金調達で銀行借り入れに戻り始めている様子がうでてきている。
 プライベートクレジットの貸し手と米銀は常に新規案件を競っているが、今回の変化は一時的な借り入れ選好の変化にとどまらないとみる業界関係者も増えている
 銀行融資はプライベートクレジット会社からの借り入れより安い場合が多いため、こうしたトレンドは企業の資金調達コストの低下につながる可能性がある。
 銀行側は、競争環境に変化の初期兆候があるとしている。非上場の事業開発会社(BDC)から投資家が1−3月期に150億ドル(約2兆3500億円)超の資金を引き揚げた。
 これにより、一部のプライベートクレジットファンドは貸し出せる資金が減った。
 投資銀行ロバート・A・スタンガーの最新データによれば、新規資金調達も前年同期比60%減少した。
 同データは償還を考慮していない。
 こうした償還がどれほど長く影響を及ぼすかは不透明だ。
 BDCの株価は上昇し、債券スプレッドは約200bpに縮小している。
 リスクプレミアムはイランでの戦争前の2月水準に近く、3月のピークである約260bpから低下している。
 BDCに対する投資家の懸念が薄れつつある兆しだ。
 
   
posted by まねきねこ at 04:00| 愛知 ☀| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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