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2026年05月09日

原油が米・イラン交渉に不透明感が漂い反発、ブレント101ドル台で取引を終了

 ニューヨーク時間8日の原油相場は米国とイランの間で再び攻撃の応酬が起き、10週間に及ぶ戦争終結に向けた取り組みに不透明感が広がったため、買いが強まり反発した。
 アジア時間には急騰する場面もあったが、その後は上げ幅を削った。
 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は、
   1バレル=95.42ドル
と前日比0.61ドル(0.6%)高で終了した。
 北海ブレント先物7月限は1.2ドル(1.2%)上昇して101.29ドルで終了した。
 ただ、週間では約6%安となった。
 北海ブレント原油はアジア時間に一時、103ドルを超えていた。
 米当局者が、戦争終結とホルムズ海峡の再開に向けた最新提案にイランが近く回答するとの見方を示す一方、ペルシャ湾での
   戦闘再開
が市場を動揺させた。
 石油市場の焦点は依然としてホルムズ海峡にある。
 同海峡は2月末に戦争が始まって以降、事実上閉鎖されている。
 これにより前例のない供給ショックが発生し、原油の流れは遮断された。
 中東域内各地の油井は操業停止に追い込まれている。
 今回の衝突は地域全体の緊張を高めている。米国ではガソリンやディーゼルの小売価格の急騰で消費者の負担が増大している。
 インフレ懸念が高まり、ミシガン大消費者マインド指数は2カ月連続で過去最低を更新した。
 午後、原油は下落する場面があった。
 トランプ氏が、ロシアとウクライナの間で3日間の停戦が実施されると発表した。
 2022年の開戦当初に原油価格急騰のきっかけとなった同紛争は、足元ではイラン戦争によって市場の関心が薄れていた。
 今週の原油価格は、紛争終結への見方が目まぐるしく変わる中で、およそ10ドルのレンジで変動した。
 4日には、イランがアラブ首長国連邦(UAE)の船舶やエネルギーインフラを攻撃したことを受け、ブレント原油先物は約115ドルまで急騰した。
 米国がホルムズ海峡の開放と戦争終結に向け、イランに1ページの覚書を提示し、イランからの返答待ちの状況が続いている。
 ルビオ米国務長官は、イランは8日に対応を「示すべきだ」と述べた。
 ボラティリティーの極端な高まりを受け、市場関係者はエクスポージャーの縮小を余儀なくされている。
 ブレント先物の建玉(未決済約定)は9カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。
   
  
posted by まねきねこ at 08:06| 愛知 | Comment(0) | マーケットの動き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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