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2026年03月12日

ジェフリーズの融資判断巡り監督体制が問われ、詐欺疑惑で提訴が相次ぐ

 企業の実在しない給水器や偽造請求書といった不祥事をきっかけに、損失を被った金融機関などが資金回収に動く中、米投資銀行
   ジェフリーズ・フィナンシャル・グループ
の強硬な投資手法が浮き彫りになっている。
 自動車部品会社
   ファースト・ブランズ・グループ
と水自販機を手掛ける
   ウォーター・ステーション
に対する投資が、両社で
   不正疑惑が浮上
する中で頓挫し、ジェフリーズは相次ぐ訴訟に直面している。
 同行に関連するファンドは、経営破綻したレストランチェーン運営会社
   ファット・ブランズ
とも法廷闘争中だ。
 さらに、ジェフリーズは英国の破綻した住宅ローン会社
   マーケット・フィナンシャル・ソリューションズ(MFS)
の支援企業としても浮上している。
 過去2年弱にわたり相次いだこうした企業破綻を受けて、
   リスクの高いレバレッジド債務
の引き受けで名を築いてきたジェフリーズ
   内部監督体制に疑問
が生じている。
 直近では6日、地銀
   ウェスタン・アライアンス・バンコープ
が、ファースト・ブランズ向け融資を巡り
   詐欺および契約違反
があったとして、融資に関与したジェフリーズおよび同社傘下の
   ルーカディア・アセット・マネジメント
を提訴した。少なくとも1億2600万ドル(約200億円)の損害賠償を求めている。
 また、運用資産550億ドル規模のインディアナ州の年金基金も、別の投資案件で詐欺被害を受けたと主張し、ジェフリーズとルーカディアの両社を提訴している。
 ジェフリーズ
   これらの疑惑を強く否定
しており、訴訟はいずれも初期段階にある。
 ファースト・ブランズを巡る3000万ドルの税引き前損失にとどまらず、相次ぐ訴訟はジェフリーズにとって
   大きな財務リスク
となる可能性がある。
 ただ、それ以上に深刻となりかねないのが評判への打撃だ。
 レバレッジドファイナンスや資産運用分野での事業拡大戦略に影響を及ぼす恐れがある。
 ジェフリーズは、ファースト・ブランズで発覚した不正について自社も被害者だとの立場を崩しておらず、他の金融機関も巻き込まれたと抗弁している。
 ウォーター・ステーションの不正疑惑については、
   独断で行動した一部の管理職に責任
があるとして、責任を転嫁しているが、企業内部の権限や規則等に関するものであり、外部企業においては企業の管理責任が問われるものだ。
 信用不安の広がりで神経質な相場展開となる中、ジェフリーズの株価は年初から40%近く下落した。
 同行には三井住友フィナンシャルグループが出資しているという。
 モルガン・スタンレーは9日、ファースト・ブランズおよびMFSに関連する信用リスクへの懸念を理由に、ジェフリーズの投資判断を引き下げた。
  
 
ひとこと
 日本の機関投資家の多くが利益相反の投資行動が目立つ。
 特に、円安時に米国の商業不動産を購入するところは経営者の思考が利益を拡大させ企業価値を高めるとは言えないものだ。
 機関投資家の投資効果を高める思考があれば、企業内部に留保される株主の利益を放置するような溜め込みを続けることはなく、出向役員の背任行為や横領ともいえる社用の遊興費に消耗しているののだろう。マスコミの雇われ経営者が会社経費を使って豪遊する姿と同じだ。
 
    
posted by まねきねこ at 09:41| 愛知 ☀| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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