世界の石油流通に欠かせないホルムズ海峡が事実上封鎖されているため、地域のエネルギー大手は生産を大幅に削減している。
少なくとも戦闘の一時停止なしに、ホルムズ海峡が早期に開通する兆候はほとんど見られない。
関係者によると、サウジアラビアとイラク、アラブ首長国連邦(UAE)、クウェートは、合計で最大日量670万バレルの減産を実施している。
世界の供給量の約6%に相当する量だ。
世界の供給量の約6%に相当する量だ。
サウジアラムコの
アミン・ナセル最高経営責任者
は10日、こうした混乱を「同地域の石油・ガス産業が直面する最大の危機」と表現した。
アミン・ナセル最高経営責任者
は10日、こうした混乱を「同地域の石油・ガス産業が直面する最大の危機」と表現した。
こうした事情に詳しい関係者によると、アラブ首長国連邦(UAE)最大のルワイス製油所も操業を停止した。
施設が位置する工業地域がドローン(無人機)攻撃を受け、火災が発生したための措置という。
施設が位置する工業地域がドローン(無人機)攻撃を受け、火災が発生したための措置という。
ひとこと
ホルムズ海峡を使った輸送が停止したため、保管設備内の原油や天然ガスが満杯となっており、これ以上生産ができないということだろう。
停戦しても、設備から運び出す量は限定的で回復までには時間がかかりそうだ。
大義名分を掲げるトランプだが、裏を見れば石油や天然ガスの利権確保と米国内で生産されるシェールガス・オイルの販売先を確保する目論見が見え隠れする。
アラビアンライトに比べて米国のシェールオイルは品質がいまいちで生成に経費がかかりすぎるとも言われており、販路が広がらない点にも注目だ。

