アーガイル鉱山（Argyle） 世界最大のピンクダイヤモンド鉱山

アーガイル鉱山（Argyle）
　英・豪系資源大手の
　　　リオ・ティント
　　　　　（Rio Tinto）
が所有している世界最大のダイヤモンド鉱山で
　　　キンバリー地域東部
　　　　（Kimberley　西オーストラリア州　豪）
に位置する。
　　
　　　　
　
　
　オーストラリアは世界4位のダイヤモンド生産国で国内全体の年間ダイヤモンド生産量のほとんどを占める。
　また、世界全体の年間ダイヤモンド生産量の約11％を占める。
　
　同鉱山は希少性の非常に高いピンクダイヤモンドを産出している。
　なお、世界全体のピンクダイヤモンド生産量の約90％を占めている。
　
　　　・ 富の福音（アンドリューカーネギー ）
　　
　
　リオ・ティントのダイヤモンド部門の主力鉱山であり、2008年の同社の年間ダイヤモンド生産量の約72％を占めている。
　
　生産量がピークであった1994年には世界全体の年間ダイヤモンド生産量の約40％を占める4200万カラット強のダイヤモンドを産出していた。
　
　生産開始当初から露天掘による採掘を行っていたが資源量の枯渇のため2010年頃に露天堀を終了、坑内堀による採掘へ切り替え鉱山寿命を2018年頃まで延長させる取り組みを行っている。
　
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　産出されたダイヤモンド原石（ラフダイヤモンド）は同社のダイヤモンド販売拠点であるベルギーのアントワープ（Antwerp）を経由して主にインドへ出荷される。
　　　
　なお、ピンクダイヤモンドは米国のニューヨークや英国のロンドン、日本の東京など世界の主要都市で入札によって販売される。

　1970年代前半よりオーストラリアの資源企業
　　　アシュトン・マイニング
　　　　　　　　（Ashton Mining）
によって探鉱が行われ、1976年にCRA（現Rio Tinto）が権益を取得して参入した。
　1979年にはダイヤモンドが発見され、1985年に生産が開始されている。
　
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　なお、2000年にはリオ・ティントはJVパートナーであるアシュトン・マイニングを買収して権益を100％取得している。
　　　
　
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マーリン鉱山（Marlin）

　
マーリン鉱山
　　　　　（Marlin）

　
　カナダの産金大手
　　　ゴールドコープ（Goldcorp）
の完全子会社である
　　　Montana Explorada de Guatemala, S.A.
が所有する鉱山で2005年より操業を始め露天掘、坑内掘で金・銀を産出する。　
　
　
　
　

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タンパカン鉱山（Tampakan）

　
　タンパカン鉱山
　　　　（Tampakan）

　
　フィリピン南部のミンダナオ島で行われている大規模な
　　　銅・金
の採掘プロジェクトとして知られており
　　　未開発の銅・金鉱床としては東南アジア最大級
の規模を持っている。
　
　・ 決定版 日本のいちばん長い日
　　　
　鉱床が1980年代に発見され、サウス・コタバト州（South Cotabato）、スルタン・クダラット州（Sultan Kudarat）、南ダバオ州（Davao del Sur）の3つの州にまたがって開発が進められている。ジェネラル・サントス・シティー（General Santos City　サウス・コタバト州）の北約65kmの位置にあたる。
　　
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　スイスの資源メジャーである
　　　エクストラータ（Xstrata）
とオーストラリアの資源企業
　　　インドフィル・リソーシズ（Indophil Resources）
フィリピン企業であるAlsons Corporationの3社によるJVである
　　　Sagittarius Mines（SMI）
が生産を進めている。
　　
　・ 指揮官と参謀―コンビの研究
　　
　エクストラータは2003年の豪鉱山開発会社
　　　MIM Holdings
を買収したことによりタンパカン鉱山の開発プロジェクトに対するオプション権を取得している。
　2006年にオプション権を行使して同プロジェクトの権益62.5％を取得している。

　
　　
　　　　　　
　　
　タンパカン鉱山プロジェクトの権益を巡ってエクストラータがインドフィル・リソーシズに買収を仕掛けたものの、インドフィル・リソーシズが拒否した。
　2008年10月にはAlsons Corporationが香港の投資会社である
　　　クロスビー・キャピタル・パートナーズ
　　　　　　　　　　（Crosby Capital Partners）
と組んでインドフィル・リソーシズの全権益を取得することで合意するなど、インドフィル・リソーシズとエクストラータの対立が見られた。
　
　・ 日米開戦の真実
　　
　2009年末には同プロジェクトへの参入を目的として中国の金・銅生産大手である
　　　紫金砿業集団（Zijin Mining）
がインドフィル・リソーシズに買収提案を行っている。　
　
　
　
　

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セーラ・グランデ鉱山（Serra Grande）ブラジル ゴイアス州の都市Crixasから5kmの位置にある金鉱山

セーラ・グランデ鉱山 　

　　　（Serra Grande　Crixás鉱山）

　ブラジル中央部・ゴイアス州の都市Crixasから5kmの位置にある金鉱山

　鉱山はMina IIIとMina Nova坑内堀鉱山から構成されている。

　Mina III鉱山は2007年に露天堀での生産が開始された。

　南アフリカ共和国の産金大手

　　　アングロゴールド・アシャンティ

　　　　　　　　　　（AngloGold Ashanti）

とカナダの産金大手

　　　キンロス・ゴールド

　　　　　　　（Kinross Gold）

のJVで開発が行われている。

　オペレーターはアングロゴールド・アシャンティとなっている。

　アングロゴールド・アシャンティの権益は

　　　旧ミノルコ（Minorco）

の資産であり、1998年の終わりにアングロゴールド・アシャンティが取得している。

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マンガン団塊 manganese nodule

マンガン団塊
　（manganese nodule、マンガンノジュール）
　成分が海水中から沈澱して生じた球状のかたまりで
　　　主にマンガンや鉄
を成分とし、銅やニッケルなどを含んでいる。
　ハワイ諸島の南から東にかけての水深4,000〜6,000mの深海底に多く分布し
　　　埋蔵量は1兆7,000億トン
にのぼると推測されている。
　
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　なお、マンガン鉱物で団塊状（球状）のものは海洋域だけでなく、湖でも見つかることがある。
　陸水のマンガン団塊で言えば、近年日本でも見つかっている。また、化石も発見されている。
　
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　ただ、分布が深海底で高水圧である上に、薄く広く存在しているため、商業的な採掘へは技術的な課題が多い。
　
　
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コールベッドメタン Coalbed methane

　
　コールベッドメタン
　　　（Coalbed methane、CBM）
　炭層メタンとか炭層ガスとも呼ばれるメタンを主成分とした天然ガスで、石炭層から採取可能なガスのこと。
　
　　　・ 食堂車乗務員物語―ご飯は石炭レンジで炊いていた
　
　
　呼び名は地域で異なり豪では
　　　コールシームガス
　　　　（ Coal seam gas、CSG ）
とも呼ばれ、エネルギーの価格上昇に伴い近年その採掘が検討されているといいます。
　
　石炭層にはメタン（CH4）が吸着しており
　　　二酸化炭素（CO2）貯留技術の過程
において炭層にCO2を注入すると、石炭層がCO2を吸着しCH4が置換されて離れるため、このメタン（CH4）を取り出すことが可能になる。
　
　　　・ トコトンやさしい石炭の本
　
　
　地上から石炭層を目がけ縦坑井を掘削し、鋼鉄パイプを置き石炭層に穴を開けガスの圧力で地表へ噴出させる。
　
　経済的に石炭の採掘を行うことが難しく廃坑になった炭鉱の炭層でも、この方法でメタンガスが採取でき利益を得ることが出来る。
　
　　　・ 一般炭と亜瀝青炭ガイドブック
　
　
　なお、商業的生産のためには熱量が高い
　　　高品位（高石炭化度）石炭
が良く、ガスのメタン成分が92%以上必要とされる。
　
　米国でのCBM埋蔵量は700兆立方フィート、カナダでは90兆立方フィートと推定される。
　
　ただ、中国は世界最大の石炭生産国であるが低品位の石炭が多く事業化は難しい。
　
　　　・ 日本の恐竜化石を復元しよう
　
　
　なお、油田の天然ガスと異なり、硫化水素を含まず、エタンガスなど重い成分もほとんど含まない。

　
　　　
　
　　
　　
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ヴァーレの生産量全体の約34％を占めるカラジャス鉱山 ４月から鉱業税が導入

　ブラジルの資源生産大手企業のヴァーレは世界最大の鉄鉱石鉱山
　　　カラジャス鉱山
を運営している。
　
　２月15日の届け出によると、ヴァーレのカラジャス鉱山での昨年の鉄鉱石生産量は
　　　過去最高の１億980万トン
と生産量全体の約34％を占めた。
　４月から鉱業税が導入される。
　　
　
　ジャテネ知事（パラ州）は21日、ブラジリアでのインタビューで４月から導入する鉱業税について
　　　鉱山生産１トン当たり6.9レアル（約310円）相当
とする方針を示した。
　
　税金は州に納入されるため、どの企業がどの地域でどれだけの量を生産しているか
　　　採掘活動に関するデータベースを構築できると述べた。
　
　ブラジルでは連邦政府が
　　　ロイヤルティー（採掘権料）
の引き上げを目指している。

　パラ州によるこの動きは、天然資源生産への課税を目指す世界的な傾向の一つでもある。
　
　
　世界最大の鉄鉱石輸出国である豪政府では今週、鉱業税関連法案を可決した。
　
　豪英系ＢＨＰビリトンや英豪系リオ・ティントなどの鉄鉱石や石炭の採掘会社から３年以内に
　　　約110億ドル（約9100億円）
の税金を徴収する見通しだ。
　
　
　
　
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丸紅 グランド・キャッシュ・コールの買収手続きが完了

　
　丸紅は２日、中国
　　　ウィンズウェイ・コーキング・コール
　　　　　　（Winsway Coking Coal Holdings Limited）
と共同でカナダの炭鉱運営会社
　　　グランド・キャッシュ・コール
　　　　　　　　　　(Grand Cash Call)
の買収手続きが完了したと発表した。

　

　ウィンズウェイが６割、丸紅が４割を出資する新会社を通じ、１日付でグランド・キャッシュの全株式を
　　　９億8300万カナダドル
　　　　　　　　　（約810億円）
で取得した。

　グランド・キャッシュ炭鉱は現在、製鉄用の原料炭を
　　　年間　200万トン
生産しており、丸紅の出資比率に応じた持ち分生産量は80万トンとなる。
　
　なお、同炭鉱は2014年には350万トンへと拡張する計画。

　

　丸紅の12年３月期の石炭の持ち分生産量は年間660万トンの見込み。
　
　今回のグランド・キャッシュ買収や既存投資先の炭鉱拡張などで14年３月期には
　　　年900万トンに拡大
する見通しだという。

　　

　

　　　　　
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・ 属国・日本論（モバイル）
　アメリカの対日戦略を暴いた１冊。
　戦略的にＧＨＱの行った情報統制の影響で日本人がこの国を、勝手に立派な大国だと思い込んでいる。
　よくよく、足元を見てみれば不安定な資源を全て米国に依存し利益を吐き出す構造が作り出されて改善の余地すらない。
　こうした日本国の危機は経済的な自立が必要であり、自主防衛の強化が必要だ。
　
　事実を冷酷に見つめマスコミの口車に乗らないところから、次の対策が次々に生まれてくるだろう。
　
　　

　
　　

ジャガー・マイニング Jaguar Mining

ジャガー・マイニング
　　（Jaguar Mining）
　米国の産金企業であり、中南米・ブラジルで事業展開している。

　ミナス・ジェライス州（ブラジル中央部）が生産のメイン
　同州の都市
　　　ベロ・オリゾンテ
　　　　　（Belo Horizonte）
の近隣で鉱山を所有している。
　主力はTurmalina鉱山やPaciência鉱山などとなる。
　
　また、ブラジルの北部でもスイスの
　　　エクストラータ（Xstrata）
とJVを組んでPedra Brancaプロジェクトの開発計画を行っている。

　生産能力は2008年で約7万オンスだったが所有する鉱山の拡張計画により、2014年までに生産能力を10倍の70万オンスまで引き上げることを目標としている。　
　
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　　　　　バイオマスエネルギー
　　　　　
　　　

住友金属鉱山 11年の年間生産量が当初計画比−10％

　住友金属鉱山は15日、米アラスカ州
　　　ポゴ金鉱山
での2011年の年間生産量が
　　　10.4トン（当初計画比−10％）
になるとの見通しを発表した。
　採掘している場所の鉱石が
　　　品位の低い部分に当たること
などが影響するという。
　同鉱山は住友鉱が85％、住友商事が15％出資している。
　
ひとこと
　鉱石の分布に斑があるのは理解できるが、当初計画より1割も低下した理由が単なる斑としても、いつまで続くのかが気になるところだ。
　地中から吹き上がったマグマに含まれて産出金であれば有り得るが、熱水鉱床等の鉱脈であればどうなんだろうか
　
　
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ジブラルタル銅鉱山

ジブラルタル銅鉱山
　　 (Gibraltar copper mine)
　ブリティッシュコロンビア州（カナダ）で銅とモリブデンの露天掘り鉱山
　バンクーバーの鉱山会社
　　　　　Hunter Dickinson
のグループ子会社Tasekoが75％、双日25％が所有、埋蔵量35,000トン。
　面積約109平方キロメートルの鉱床で7つの鉱化帯があるという。
　
　ジブラルタルで1917年に事業を開始、現在鉱山は1972年に採掘を始めたが1998年に１度閉鎖、1999年にTasekoが同鉱山を買収した。
　銅とモリブデンの価格が上昇した2004年に操業を再開した。 　
　鉱山での採掘はTasekoにより​​運営され、労働者418人を雇用している。
　
　
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ドンパオ鉱床（ベトナム北西部）でレアアースの生産事業

　総合商社の豊田通商と双日はベトナム北西部にある
　　　ドンパオ鉱床
でセリウムやランタン、ネオジムなど軽希土類と呼ばれる
　　　レアアースの生産事業
に参加することで最終的な調整を進めている。
　現地企業との合弁事業で2013年からの生産開始を目指すという。
　
　ハイブリッド車向けのモーターなどで需要拡大が見込まれるレアアースの調達先拡大につなげる。

　なお、13年の生産開始時には年間3000トン、１−２年後にはフル生産となる7000トン規模に引き上げる予定。
　
　
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エスコンディーダ鉱山

　エスコンディーダとはスペイン語で"隠された"という意味、二つの動作する鉱山会 ​社である露天掘り 銅の鉱山
　チリ北部アントファガスタの南東170キロにあるアタカマ砂漠にある世界の生産量の9.5％、チリの生産量の26％を占める現在世界で最も高い銅鉱山のひとつ。→　ranking
　
　米国の著名な地質学者
　　　Jデビッドローウェル
が1978年にエルサルバドルを北にチュキカマタのクッパーベルとの間を南北に流れる部分に沿って探査することを提案したことに始まる。
　
　ミネユタデチリとゲッティ鉱山（チリ）は同探査のため、合併会社を設立、探査に着手し1981年3月14日にエスコンディーダ鉱床を発見した。
　1988年に表土180万トン以上の除去を含め鉱山開発に着手、1990年12月に操業を開始し、複数の拡張工事を経て、現在、世界最大の銅分生産量を誇る銅鉱山となっている
　同鉱山では、年間銅精鉱約320万トン、銅地金約33万トンを生産している。→　ranking
　
　BHPはミネユタデチリを買収した際に所有権が変更している。
　また、テキサコは、ゲッティオイルを買収した際、所有していた鉱山関係の権益を売却した。
　BHPは真光家電（台湾）に30％、リオティントへ10％、国際金融公社(International Finance Corporation　IFC　米国)へ2.5％を売却した。
　
　日本の三菱商事は、2010年5月に日鉱金属及び三菱マテリアルと共に、ＩＦＣが保有するチリ国エスコンディダ銅鉱山プロジェクトの2.5％権益を、3社にて共同で設立する共同事業体(三菱商事 50％、日鉱金属 40%、三菱マテリアル 10％の比率)を通じて取得している。→　ranking
　　
　
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レアアースを含む鉱床の発見

　加藤泰浩准教授（東京大学）らの研究チームは、太平洋の海底に
　　　レアアース（希土類）
を大量にふくむ泥の鉱床を発見した。→　ranking

　レアアースは液晶テレビやパソコン製品から電気自動車や超伝導磁石まで、様々なハイテク製品に欠かせない資源だ。
　レアアースを含む鉱床の発見は、全世界生産量の97％を占める中国が市場を独占する現状を変える可能性が出てきた。

　研究チームが太平洋の海底78か所から採取した地層を調べたところ、中央太平洋と仏領タヒチの東太平洋の4000メートルから5000メートルの深海の鉱床に大量のレアアースが含まれていることが分かった。→　ranking

　こうした鉱床の1つでは、わずか1平方キロの面積内に世界消費量の1年分の2割に相当するイットリウム（レアアースの1種）が含まれているという。

　海底からレアアースを採取するには、酸性の化学薬品を用いて泥を吸い上げる技術が必要だが、採取に要する時間は数時間程度で、化学薬品を海に投棄しない限りは環境への影響もないという。→　ranking

　　

アラシャ（Araxá）鉱山

　ブラジル・ミナス・ジェライス州の西部にある世界最大のニオブ鉱山として知られており、ニオブ供給シェアは世界全体の50％を超える。
　同州のAraxá（アラシャ）にある世界最大のニオブ鉱床から露天堀による生産を行っており、同鉱床のニオブ埋蔵量は世界全体のニオブ需要の約500年分に相当する。
　
　ブラジルのCBMM（Companhia Brasileira de Metalurgia e Mineração）が権益を所有している。
　
　

Zijinshan金・銅鉱山

　Zijinshan鉱山は中国南東部の福建省にある同国最大の金鉱山のこと。
　中国の資源大手である
　　　紫金砿業
　　　　（Zijin Mining）
が所有しており、同社の主力鉱山となっている。
　2008年のZijinshan鉱山の年間金生産量は約56万オンス。→　ranking
　
　

ニューモント・マイニング １−３月（第１四半期）決算

　米国最大の産金会社、ニューモント・マイニングの１−３月（第１四半期）決算は、金価格が過去最高値を更新した影響から利益が市場予想を上回った。→　ranking
　金価格 は10年連続で上昇しており、リビア問題や欧州のソブリン債券の下落などの影響から１−３月期の平均価格は１オンス＝1388ドルと、前年同期比で25％上げた。
　
　同社の21日の発表資料によれば、純利益は
　　　５億1400万ドル
　　　　（約420億円、１株当たり1.03ドル）
と、前年同期の５億4600 万ドル（同1.11ドル）から減少した。
　売上高は前年同期比9.9％増の24億7000万ドル。

　ニューモントは米国やインドネシア、オーストラリアで鉱山を経営している。→　ranking
　
　

フェルプス・ドッジ

フェルプス・ドッジ
　（正式名称：Phelps Dodge Corporation：略称 PD）
　チリのコデルコ社と並ぶ銅生産における最大級の企業であった。
　本社　フェニックス（アリゾナ　米国）→　ranking

　銅の他、副産物として金、銀、モリブデン、レニウムを扱う鉱山会社
　レニウムについては、世界最大の生産者となっていた。
　モリブデン部門については、クライマックス社という関連会社が業務を担当　

　2006年11月19日、銅・金の山元であるフリーポート・マクモランが、フェルプス・ドッジ株式1株につき$88の現金及びフリーポート・マクモランの株式0.67株という条件でフェルプス・ドッジの株式全てを購入し吸収した。
　　
　　

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阿仁鉱山 秋田にある鉱山で金、銀、銅を採掘

阿仁鉱山（あにこうざん）
　秋田県北秋田市にあった鉱山で金、銀、銅が採掘された。
　1716年には産銅日本一となるが、1978年閉山となった。→　ranking

　江戸時代、銅山経営に行き詰まった秋田の佐竹藩は、幕府直営の鉱山で実績のあった平賀源内（情報）を招聘した。1773年（安永2年）平賀源内は鉱山士の
　　　吉田理兵衛
とともに阿仁鉱山を訪れた。
　石見銀山の水抜き工事を行っていた吉田は
　　　阿仁銅の精錬法
から銅のなかにわずかに金が残されていることを発見した。
　平賀源内と吉田は阿仁に1か月滞在し
　　　山下流の銀絞り法
を伝授したものの、それほど効果が上がらなかったという。

　なお、平賀源内は阿仁で
　　　水無焼き
という焼き物を指導している。

・阿仁鉱山は単体の鉱山ではなく6つの山を総称し阿仁鉱山と呼ばれている。
�@ 小沢銅山
　寛永14年（1637年）、或は寛文2年（1662年）より
　　　　高岡八右衛門
　　の稲荷の霊けんによる発見物語りがある。
　　　阿仁銅山第一の山
�A 真木沢銅山
　　板木沢金山（阿仁金山）として名が知られる。
　　銅山は宝永２年
（1705年）泉屋吉右衛門の開拓
�B 三枚銅山
金山として発見され、寛文7年（1667年）
　　大阪屋久右衛門手代七部右衛門の開拓　
�C 萱草銅山
寛文10年（1670年）羽立平の開山　
�D 一の又銅山
宝永7年（1710年）長井九十郎、中村市兵衛の開拓
�E 二の又銅山
宝永４年（１,７０７年）長井九十郎、中村市兵衛の開拓
　　寛政の頃盛況で戊申戦争当時、藩の軍用金を鋳造

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グリーンズ・クリーク（Greens Creek）鉱山

グリーンズ・クリーク（Greens Creek）鉱山
　　米国最大の銀鉱山
　アラスカ州南部のアドミラルティ島（Admiralty Island）北端にある。
　主産物である銀の他、副産物として金やベースメタルも生産している。→　ranking

　米国の銀生産大手
　　　　ヘルカ・マイニング（Hecla Mining）
が完全子会社を通じて所有、同社の主力鉱山でもある。→　ranking

　従来はHelca Miningと資源大手リオ・ティント（Rio Tinto）の子会社である
　　　Kennecott Juneau Miningと
　　　Kennecott Greens Creek Mining
とのJV（権益比率はHelca Miningが29.7％、Rio Tintoが70.3％）である
　　　Greens Creek Mining Company（関連情報）
が操業していたが、2008年4月にHelca Miningが全権益を取得している。
　なお、Greens Creek銀鉱山の2008年の年間銀生産量は約583万オンスである。→　ranking