住友金属鉱山は100%子会社である
タガニート・エイチパル・ニッケル・コーポレーション
が業務の主体としてニッケルの中間原料を生産するフィリピンの
タガニート・プロジェクト
が2013年秋にも商業生産を始める見通しを示した。
・
人生を好転させるたった2つのこと 「自分には何もない」と思った時に読む本
昨年10月にタガニート鉱山が中国を信奉する
新人民軍(New Peoples Army, NPA)
の影響を受けたゲリラとみられる
武装勢力約50名からの襲撃
を受けて建設工事が一時中断した。
襲撃直後は生産開始時期が半年程度遅れるとして
14年3月までの開始
を目指すとしていた。
・
「自分磨き」はもう卒業! がんばらずに、ぐんぐん幸運を引き寄せる方法
当初は施設を破壊されるなどの襲撃を受け操業開始の遅れも当初懸念されていたが、被害を受ける前の計画と比べて1−2カ月の遅れにとどまりそうだ。
この建設工事は日揮と千代田化工建設の合弁会社などが請け負っている。
同事業は住友鉱が62.5%を出資して主導し、フィリピンの
ニッケル・アジア・コーポレーション(NAC)
が22.5%、三井物産が15%それぞれ出資している。
・
お金持ちの「投資家脳」、貧乏人の「労働脳」 ――本物のお金持ちしか知らない55の法則
世界トップ10内の非鉄メジャークラス入りを目標とする位置付けとしていた同事業の生産開始で住友鉱のニッケル生産は世界7位の
年間10万トン体制
となる。
日本の最大のニッケル鉱石輸入先のインドネシアが
14年以降の鉱石輸出禁止を打ち出している。
日系企業はニューカレドニアやフィリピンで新たな鉱山を開発するなど共同で新規調達先の確保に乗り出した。
・
金は暴落する!2011年の衝撃 ロスチャイルド黄金支配のシナリオを読み解く
また、銅の権益投資については自社の出資比率に応じた生産量が
年間20万トンクラスの鉱山開発
を50%以上の権益を持って主体的に運営する目的があるという。
ただ、年間30万トンの持ち分生産を目指す20年までの取得は困難とも見られる。
現在、チリやペルーで開発の早期段階にある2−3件の銅鉱山の権益入札に応札中である。
住友鉱の現在の年間生産量は12万トンとなっている。
世界経済の回復の足取りが重いものの地金製錬業については、採算は厳しい状況にあるという。
資源メジャーとの
銅鉱石の輸入価格交渉
は新規銅鉱山の稼働により今後需給緩和が見込まれ、改善に向かうと予想しているという。
・
長崎奉行の研究
住友鉱は12年4−9月期の連結業績見通しを下方修正した。
ただ、通期業績については見直しを据え置いている。
欧州の債務危機対応や中国の1兆元の景気対策、QE3(量的緩和第3弾)といいものはすべて出てしたため、景気回復が本格化するかについては不透明感がある。
↓ 参考になったらクリックお願いします。

・
出銑にすべてを懸けた男 大島高任
近代日本に決定的な影響を与えた産業人の姿を、克明に活写した力作評伝小説。
安政4年(1857)、日本の近代製鉄は岩手・釜石で産声をあげた!
幕末、日本の近代化を推進するのは鉄だとはっきりと見定め
洋式高炉
の建設にすべてを懸けた男 大島高任。
次代をつくるために邁進する知的好奇心と向学心、そして“鉄”を中心に鉱工業の近代的な開発・発展に全エネルギーを燃焼させていく決断力と行動力。
大島こそ、日本の産業界の礎を築いた偉人である。


posted by まねきねこ at 21:50| 愛知 ☀|
Comment(0)
|
貴金・鉱物資源会社
|

|