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2009年07月19日

レインボー アンドラダイト

 メキシコのソノーラで1954年にオパールのような虹色の光沢を持つ鉱物が発見されたものの、当時は低品質のオパールと考えられ長い間放置されていました。  → ranking

 この石は結晶表面が
   多層の薄膜構造
となっていて、光の干渉効果でオパールのような虹色の輝きを見せる
   アンドラダイトの変種
であることが1986年になって判明しました。

 複雑な接触変成交代鉱床地帯に産出するこの変種は、産出量が極めて少なく、美しい虹色の輝きを見せる結晶は全くの稀少品ということで市場では良品に出会うことが難しいことから高額で取引されています。  → ranking
    
 
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2009年07月18日

トパゾライト (アンドラダイト)

 トパゾライトはクロムを含まない明るい
   黄緑色のアンドラダイト
のことでイタリア、チェコ、アリゾナ、メキシコ等、世界の接触変成岩地帯に広範で採取されています。
 一般では、アンドラダイトの変種であるデマントイドが話題になり、本家のアンドラダイトは忘れられたような存在です。
 宝石としてのアンドラダイトは、一般的ではなく、透明な宝石質のものでカット出来るものが稀な石です。  → ranking
 
    
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2009年07月17日

スペッサータイト(スペッサータイン)

 スペッサータイトは18世紀半ばに最初に
   南ドイツのSpessart
で発見され、同地名から命名されました。
 含有するマンガンにより淡い黄橙色や、鉄分により赤褐色の美しい結晶がアメリカのサン・ディエゴ、スリランカ、ビルマ,マダガスカル、ブラジル、パキスタンなどの
   ペグマタイト鉱床
   漂砂鉱床

から採取されます。
 一般には宝石としてカットされるより、結晶標本としてコレクションの対象となるガーネットです。  → ranking
   
    
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2009年07月14日

インカローズ

 インカローズとは
   ロードクロサイト
     (RHODOCHROSITE)
の別名である。
 ギリシャ語で「薔薇」を意味するrhodenと、「色」を意味するchromに由来し、サイトは石を意味しています。
 なお、産出地がかつてインカ帝国だったことから、別名
   インカローズ
と呼ばれています。  → ranking
 
 古代インカ人は「ピンク色のバラ模様をした真珠」として大切にしてきたと言われ
   インカのバラ
と呼んで、装飾用の石として高く評価されていました。
 パワーストーンのひとつで、「愛・夢・清浄」を表しています。  → ranking

産 地
 コロラド州のスウィートホーム鉱山、サニーサイド鉱山が有名。
 透明のものが採れる南アフリカのホタツェル鉱山、アルゼンチンのラ・リオハの結晶も有名です。
 日本では北海道や秋田などから産出されます。  → ranking
 
    
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2009年07月12日

ゴールド ストーン ガラス

ゴールド ストーン ガラス
     (gold stone glass)
 不透明で茶色の地色に銅と思われる金属光沢のインクルージョンを含んだガラスのこと
 このインクルージョンからの光の反射により、特殊効果
   アヴェンチュレッセンス
を呈することから建築材やアクセサリに用いられている。  → ranking
 
 もともと、イタリアのガラス工房で溶融したガラス材料に銅の鍋を誤って落としてしまったところ、その出来が偶然の産物として良かったことから製品になったと伝えられている。  → ranking
   
    
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2009年07月09日

水晶のどくろ オーパーツ

(伝説の宝石とは毛色の違うお話)
 場違いな遺物(オーパーツ)という意味をもった造語で考古学的にあるはずのないような高度な技術を持ってつくられた、あるはずのない時代のものとして発見されたものに水晶のどくろがあります。  → ranking
 
 この水晶のどくろは、1927年に発見されマヤ文明時代のものであるとされています。
 水晶で出来ているこのどくろは、どこから見ても、勿論医学的にも非常にリアルな頭蓋骨の形をしています。  → ranking

 通常見られる、彫ったり切ったりしてできるような加工した痕が全く見られず、現代の技術ですら、造ることが出来ないと言われています。
 他にも、水晶のどくろの下部から光を通すと、眼窩に光が集まるとか、虹色に光るとか言われています。  → ranking

    
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2009年07月08日

琥珀 アンバー amber

琥珀
(アンバー amber)
 数千万年〜数億年前、地上に繁茂していた樹木の樹脂が土砂などに埋もれ化石化したものでの総称です。

 通常宝石は、石の中に内包物が有ると価値が低下しますが、アンバーは逆に生成の過程で樹木の樹脂に古代の昆虫、葉、花、樹の皮などが自然に入りこんだ石であり大変希少性を持つという特徴があります。
 このため、昆虫入り人造琥珀を作って売られる事があるため注意が必要です。→ ranking

 琥珀の産地
  ドミニカ共和国のアンバー鉱山、バルト海沿岸
  日本では岩手県久慈市
     (久慈市には琥珀博物館があります。)
 
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2009年07月07日

ホアキン ベラオ Joaqui'n Berao

ホアキン ベラオ
   Joaqui'n Berao
 スペインを代表するジュエリーブランドでシルバーやゴールドを立体的にデザインし、彫刻的な美しさと高品質なコレクションは世界的に高い評価を得ている。

 1970年頃よりシルバージュエリーを、1999年からはダイヤモンドコレクションを手がけていて、素材・自然から得たインスピレーションから生み出されるイヤリングやブレスレット、ネックレスなどの美しいアイテムが、人気を集めています。
  
 
   
 
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2009年07月06日

ヴァンクリーフ アペル Van Cleef & Arpels

ヴァンクリーフ アペル
   Van Cleef & Arpels
は1906年、「パリの宝石箱」と呼ばれる
   ヴァンドーム広場
に創立したブランドで1933年、石を支える爪が見えない特殊な技巧である
   ミステリー・セッティング
を開発した。
 この技巧は石に通常の4倍のファセット(カット面)が必要となっており、このファセットを下方でセッティングするので表面に金属の爪が見えないようになる。
 なお、同手法は特許を取得している。
   
 1949年、2代目のピエール・アペルが自分自身だけのオリジナル時計を作ったのをきっかけに腕時計の生産を開始した。
 スタイルとしては花や蝶、鳥などの自然な対象をモチーフとした作品が得意である。
 2005年6月8日、銀座本店が銀座7丁目へ移転オープン。
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2009年06月30日

バビロニアン ローズ (ルビー)

バビロニアン・ローズ
 ネブカドネザル王(古代バビロニア)が、ソロモンの神殿を破壊し奪い取ったとされる
   真紅のルビー
のこと
 この石は後に玉座に飾られたが、まもなく王は発狂し不幸な最期を遂げたと言われています。
 王の没後、ペルシャの侵攻を受けた際に玉座は破壊され、ルビーは行方不明となっており所在不明の宝です。  → ranking
  
 
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2009年06月29日

テーラー・バートン

テーラー・バートン
   (Taylor-Burton)
 リチャード・バートンがエリザベス・テーラーに贈ったダイヤモンド(33.19カラット)でエメラルド・カットの
   クルップ(Krupp)
と呼ばれるダイヤモンド。  → ranking
  最高の品質  DカラーでFlawless

 プレミア鉱山でとれた240.75カラットの原石を
   ハリー・ウィンストン
が購入し、69.42ctのペアシェープ形のダイヤモンドに加工、1972年のエリザベス・テーラー40回目の誕生日の贈り物として後にテーラー・バートンと呼ばれることになりました。  → ranking

 リチャード・バートンはその他有名な
   ペルグリナ
     (LaPeregrina)
と呼ばれる素晴らしい真珠を贈ったりしています。

 このダイヤモンドは1978年にバートンと離婚したテーラーによって競売にかけられ、約50万ドルで落札、現在はサウジアラビアに渡っていると言われます。  → ranking
 
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2009年06月28日

ナサック ダイヤモンド

ナサック ダイヤモンド( 43.38CT)

 インドの王子が所有し、アハラシュトラ州のナサックの地下寺院に安置されていたシヴァ神の像に90CTの石がファセット(面)の少ない三角形にカットされ嵌め込まれていた。
 イギリスが1818年に戦争で勝った戦利品としてヘースティングス候が入手、ロンドンへ送った。
 三角形を保ったまま80.59ctに再研磨され、更に輝きを得ました。  → ranking

 その後、ウエストミンスター公などを経て
   ハリーウィンストン
が入手し、1927年にニューヨークで43.38ctのエメラルドカットに再研磨されました。

 ニューヨークの宝石商から1944年にウィリアム・B・リード夫人に売却され
   バゲットカットダイヤ
に囲まれたリングにセットされています。  → ranking
   
    
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2009年06月26日

ヘリオドール

 ヘリオドールは太陽を連想させる黄金色のベリルです。
 名称は太陽の贈り物を意味するギリシャ語に因んでいます。

 ヘリオドールの黄金色は、アクアマリンと同様に、鉄の混入によるものですが、両者の発色は異なっています。
 原因としては、鉄が存在している結晶内部での位地が微妙に違っているためで、ヘリオドールを加熱すると
   色が青色に変化
することから両者の差がわずかであることが分かります。  → ranking
 
    
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2009年06月25日

ローズカット

ローズカット
  (rose cut)
 16世紀初期から19世紀にかけて人気を博したカッティング スタイルのこと
 平坦な底部から、頂点に向かい
    ファセットがドーム状に配列
し、マクルのような平坦な原石からの歩留まりが良いのが特徴です。
 ファイア(虹色の輝き)は少ないものの、高いブリリアンシー(白色光の輝き)の魅力を増す効果があるようです。
 ファイアが少ないのは底部が平坦なため、底部から漏れてしまう光が多いためのようです。   → ranking

(その他のカット手法)
 15世紀から導入されたテーブルカット
 17世紀初頭から見られるようになったマザリンカット
 17世紀中期に開発されたシングルカット
   
    
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2009年06月24日

パシャ・オブ・エジプト・ダイヤモンド

 40ctのインド産の八角形(オクタゴン)にブリリアント・カットされたものです。
 1848年エジプトの将軍イブラヒム・パシャが2万8000ポンドで購入し、その息子のイスマイル・パシャが1879年に免職、追放された時に、多量の宝石とともに持ち去ったものの一つです。
 その後、売却され、1933年にはカルティエによってエジプトに売られ
   ファルーク王の所有
となりました。→ ranking
 
 これをイタリアの宝石商ブルガリが買い取り、アメリカの
   バーバラ・ハットン夫人
に売却しました。
 しかし、彼女はこの八角形が気に入らず、カルティエに再カットを依頼しまし38.19ctで指輪にセットされ、その後、再びカットされて36.22ct となっています。→ ranking

 現在はヨーロッパで個人所有になっているようです。
    
    
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2009年06月23日

レッドベリル(red beryl)

レッドベリル
  (red beryl)
 レッドベリルは赤色を呈しているベリルでビクスバイトとも呼ばれています。
 赤色はマンガンの混入により発色しており、色彩は美しいのですが、大きな結晶は多くなく、あまりカットされません。  → ranking

 レッドエメラルド(エメラルドのベリルの一種です)と呼ぶこともあります。
 もともと、ベリルはベリリウム(Be)を主成分とする珪酸塩鉱物のことで古くから宝石として利用されていました。

 クレオパトラも愛用していたと言われており、エメラルドとアクアマリンの鉱物名です。  → ranking 
   
    
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2009年06月21日

マクシミリアン・ダイヤモンド

マクシミリアン・ダイヤモンド
 マクシミリアン皇子(オーストリア皇帝フランスジョゼフ1世の弟)が1860年にブラジルの密林での植物調査に同行し、同所で発見された
   2つの大きなダイヤモンド
を見つけ購入しました。  → ranking

 エンペラー・マクシミリアンと呼ばれた強いブルーの蛍光性を持ったダイヤモンドと
 マクシミリアンと呼ばれるようになる緑を帯びた黄色の50カラットのダイヤモンドの原石でした。

 このマクシミリアンは33カラットの
   クッションカット
にカットされ、マクシミリアン皇子の婚約者であるベルギーのカルロッタ王女に贈られました。  → ranking
   
  
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2009年06月19日

シャー・ダイヤモンド

 インドのゴルコンダで発見された8.70ctの角棒状のダイヤモンドです。
 一部が研磨され3カ所に彫刻文字が刻まれています。

 フランスの旅行家で宝石商のタベルニエは、1655年にデリー(インド)で、このダイヤモンドが
   アウラングゼーブ帝の王座
に飾られていたのを見ています。
 その後、ペルシャの侵攻によりペルシャ王の所有となりました。→ ranking

 1829年にペルシア人によるロシア大使殺害事件の陳謝のために、ペルシア政府はロシア皇帝ニコライ1世にこのダイヤを贈りました。
 第一次世界大戦時には安全のためにモスクワに送られましたが1922年のロシア革命後に行方不明になっていましたが、厳重な箱に収められたこのダイヤモンドが偶然にも見つけられました。

 現在この「シャー・ダイヤモンド」は、ロシアの財宝の一つとしてクレムリン・ミュージアムに展示されています。→ ranking
    
  
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2009年06月18日

サンシー・ダイヤ

サンシーダイヤモンド

 ハーレイ(サンシー卿)が1570年にトルコのフランス大使から購入し、これがダイヤの名の由来となっています。
 ただ、1470年頃
   チャールズ勇敢王
が所有していたていたとも言われているが詳細は不明です。
 桃の形にカットされた
   ペアシェイプドダイヤモンド( 55CT)
です。  → ranking  → ranking
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2009年06月17日

ドレスデン

 ラブラドライトは1770年にカナダのラブラドル半島で発見されました。名称は半島名に因んでおり、長石グループに属する斜長石の一種です。
 曹長石(そうちょうせき)(NaAlSi3O8)
 灰長石(かいちょうせき)(CaAl2Si2O8)
が半々程度(正確には5:5〜3:7)混ざった曹灰長石で、暗灰色を呈しています。  → ranking

 ラブラドライトは孔雀の羽のような鮮やかな色で輝く石として有名で、その特有の光学現象はラブラドル効果(ラブラドレッセンス)と呼ばれています。 
 ラブラドライト(スペクトロライト)は1940年にフィンランドでソ連との国境付近に塹壕を掘っている時に発見されました。

 現在は、マダガスカルで採れたものが市場に多く流通しています。  → ranking
 
 
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