米国の金融機関モルガン・スタンレーによれば、世界のニッケル生産能力200万トンのうち昨年停止されたのはわずか1万6000トンで、同行は世界の鉱山の70%が価格下落により損失を出していると推計しているという。
当ブログ内の情報はあくまでも参考情報です。投資にあたっての判断は投資する人の自己責任でお願いします。
当ブログでは、一切の責任を負いませんでご了承下さい。
マーケット |出来事 |貴金属とレアメタル |宝石と宝飾品 |貴金属の取引方法 |貴金属取扱会社
2016年01月25日
2015年02月01日
大清銅幣
大清銅幣
清朝末期(1860年代前半 - 1890年代前半)、ヨーロッパ近代文明の科学技術を導入して清朝の国力増強を目指した運動
「洋務運動」
の余波は貨幣にも及び,長い伝統をもつ貨幣の様式は一新された。 1887年(光緒13)に銀元(方孔のない洋式の銀貨)として「光緒元宝」が発行されたのに続いて、1900年には銅元、すなわち1文から20文に至る5種の洋式の銅貨(光緒元宝,大清銅幣)が発行された。
2013年04月01日
ニッケル地金の生産を拡大
住友金属鉱山(5713)は1日、2013年度のニッケル地金の生産を
5万3200トン
(前年度計画比+3割)
となると発表した。
ニッケル工場(愛媛県)での年間製錬能力をこれまでの4万1000トンから
6万5000トン
へと拡大したため。
なお、能力拡大分の原料入荷は下期からとなるため、今期はフル生産には届かない。
銅地金の生産見込みは42万3000トン(同−3%)、ステンレス鋼の主原料となるフェロニッケルは2万2400トン(同+0.9%)、亜鉛は5万トン(同+11%)、金は2万2900キログラム(同−16%)、銀は18万8000キログラム(同−12%)とした。
2012年05月10日
ヘッジファンドによる買い越しは過去2カ月間に68%減少
ブルームバーグによるアナリストの予想調査によれば、銀相場は10−12月(第4四半期)に
1オンス当たり平均35.40ドル
に上昇し過去3番目の高水準になると見込まれている。
中国と米国の製造業が拡大し、大半が工業向けに利用される
銀の需要
が拡大するとアナリストらはみているものの
ヘッジファンド
による銀相場上昇を見込む買い越しが過去2年で最大の落ち込みを示した。
米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると
資産運用会社
による買い越しは過去2カ月間に68%減少した。
この影響で銀先物相場は21%下落した。
世界経済の再度のリセッション(景気後退)入りが回避されるとの見方が強まる中、銀相場は今年、金のほぼ2倍の上昇率を示した。
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1オンス当たり平均35.40ドル
に上昇し過去3番目の高水準になると見込まれている。
中国と米国の製造業が拡大し、大半が工業向けに利用される
銀の需要
が拡大するとアナリストらはみているものの
ヘッジファンド
による銀相場上昇を見込む買い越しが過去2年で最大の落ち込みを示した。
米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると
資産運用会社
による買い越しは過去2カ月間に68%減少した。
この影響で銀先物相場は21%下落した。
世界経済の再度のリセッション(景気後退)入りが回避されるとの見方が強まる中、銀相場は今年、金のほぼ2倍の上昇率を示した。
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2012年04月29日
住友商事 カザフスタンでレアアースについての共同開発
大手商社の
住友商事
と独立行政法人の
JOGMEC
(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)
は中央アジアのカザフスタンで豊富な埋蔵量が見込まれる
レアアース
についての共同開発を進めることで、現地の国営企業と近く合意する見通しとなった。
・ 教養としての資源問題 ―今、日本人が直視すべき現実
ハイブリッド車などに欠かせないレアアースの一種
ジスプロシウム
の埋蔵が見込まれる。
今回の合意で、来年中には共同開発を始め、将来的には日本国内での
年間消費量の10%余り
をカザフスタンで確保できる見通しという。
・ 中国を毒にするも薬にするも日本次第-幼稚な反中感情を排した中国論
世界のレアアース生産量の95%以上を占める
中国の輸出規制
によって新たな調達先の確保が重要課題となっている。
↓ 参考になったらクリックお願いします。
ひとこと
レアアースの生成が火山島の噴出物が蓄積したもので鹿児島湾等で埋蔵が発見されている。
・ 太平洋のレアアース泥が日本を救う
火山国である日本には莫大な量が眠っている可能性が高い。
温泉等にも微量ながら含まれているのも既に確認されている。
レアアースの探査に金を投じることで日本の領海内に莫大な量眠っている鉱物資源や天然ガス等を取り出す技術の開発に資金を投入すべきだ。
・ レアメタルのふしぎ けっこうあるのになぜ「レア」? 楽しく学ぶ希少金属の基礎
アフリカなどへのODAは資源確保の意味もあるが、無駄金が多すぎ資金の効率的な役割を果たしていない。
国家戦略上からもODAなどは国益と相手国の利害が一致するものに絞り込むべきだ。
・ 海底鉱物資源−未利用レアメタルの探査と開発−
マダガスカルなどで天然ガスの埋蔵量を確認したがODAなどの投入ではなく商社の資金が主力であった。
外務省の所管であるODAの無駄を改善し戦略的な資金の投入をよく考えるべきだ。
住友商事
と独立行政法人の
JOGMEC
(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)
は中央アジアのカザフスタンで豊富な埋蔵量が見込まれる
レアアース
についての共同開発を進めることで、現地の国営企業と近く合意する見通しとなった。
・ 教養としての資源問題 ―今、日本人が直視すべき現実
ハイブリッド車などに欠かせないレアアースの一種
ジスプロシウム
の埋蔵が見込まれる。
今回の合意で、来年中には共同開発を始め、将来的には日本国内での
年間消費量の10%余り
をカザフスタンで確保できる見通しという。
・ 中国を毒にするも薬にするも日本次第-幼稚な反中感情を排した中国論
世界のレアアース生産量の95%以上を占める
中国の輸出規制
によって新たな調達先の確保が重要課題となっている。
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ひとこと
レアアースの生成が火山島の噴出物が蓄積したもので鹿児島湾等で埋蔵が発見されている。
・ 太平洋のレアアース泥が日本を救う
火山国である日本には莫大な量が眠っている可能性が高い。
温泉等にも微量ながら含まれているのも既に確認されている。
レアアースの探査に金を投じることで日本の領海内に莫大な量眠っている鉱物資源や天然ガス等を取り出す技術の開発に資金を投入すべきだ。
・ レアメタルのふしぎ けっこうあるのになぜ「レア」? 楽しく学ぶ希少金属の基礎
アフリカなどへのODAは資源確保の意味もあるが、無駄金が多すぎ資金の効率的な役割を果たしていない。
国家戦略上からもODAなどは国益と相手国の利害が一致するものに絞り込むべきだ。
・ 海底鉱物資源−未利用レアメタルの探査と開発−
マダガスカルなどで天然ガスの埋蔵量を確認したがODAなどの投入ではなく商社の資金が主力であった。
外務省の所管であるODAの無駄を改善し戦略的な資金の投入をよく考えるべきだ。
2011年05月06日
レアメタル
レアメタル
希少金属は非鉄金属のうち、様々な理由から産業界での流通量・使用量が少なく希少な金属のこと。
鉄、銅、亜鉛、アルミニウム等の
ベースメタル(コモンメタルやメジャーメタル)
や金、銀などの貴金属以外で、産業に利用されている非鉄金属を指すことば。
「レアメタル」は、日本独自の用語であり、海外では「マイナーメタル」と呼ばれている。
レアメタルの産出地は、中華人民共和国・アフリカ諸国・ロシア・南北アメリカ諸国に偏在しており、産地に関する特徴として、ほとんどのレアメタルが産出量上位3カ国で50%〜90%の埋蔵量を占めている点にある。
なお、日本でも
黒鉱ベルト(グリーン・タフ)
と呼ばれる、鉛、亜鉛、バリウム、アンチモン、ビスマスを豊富に含む鉱床が存在している。
ただ、硫化鉱と諸金属からの分離に手間がかかるために、従来はコスト的に引き合わないため開発はしていない。
主産物である鉱石の採掘を停止すると副産物の産生も行なわれなくなるため日本では、2006年2月に豊羽鉱山の採掘・操業が停止されたことに伴い、世界第1位の産出量であったインジウムの供給源を突然失っている。
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構法によって
経済安全保障の理由
から供給停止などの障害に備えて、平常時の消費量を基準にして
国家備蓄の42日分
民間備蓄の18日分
の合計60日分の国内備蓄が
石油天然ガス・金属鉱物資源機構
によって行われている。
備蓄対象となっている品目はニッケル、クロム、タングステン、モリブデン、コバルト、マンガン、バナジウムの7元素である。
紛争や混乱などの政治的理由に伴い供給の障害が生じた場合は緊急放出を行い、市場価格が高騰した場合も国家備蓄分を売却することで価格の安定化を図るとしている。
日本の排他的経済水域内にはレアメタルの含有量の高い
マンガンノジュール
コバルトクラスト
熱水鉱床
が広く確認されており将来の開発が期待される。
石油天然ガス・金属鉱物資源機構は2011年より資源エネルギー庁の委託により沖縄トラフと伊豆・小笠原諸島沖の海底の金銀やレアメタルなど深海資源を採掘する技術の実用化に乗り出している。
世界初の深海採鉱ロボットで鉱石を掘り出し、パイプで母船へ送る採鉱システムを開発し約10年後の商業化を目指すもの。
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希少金属は非鉄金属のうち、様々な理由から産業界での流通量・使用量が少なく希少な金属のこと。
鉄、銅、亜鉛、アルミニウム等の
ベースメタル(コモンメタルやメジャーメタル)
や金、銀などの貴金属以外で、産業に利用されている非鉄金属を指すことば。
「レアメタル」は、日本独自の用語であり、海外では「マイナーメタル」と呼ばれている。
レアメタルの産出地は、中華人民共和国・アフリカ諸国・ロシア・南北アメリカ諸国に偏在しており、産地に関する特徴として、ほとんどのレアメタルが産出量上位3カ国で50%〜90%の埋蔵量を占めている点にある。
なお、日本でも
黒鉱ベルト(グリーン・タフ)
と呼ばれる、鉛、亜鉛、バリウム、アンチモン、ビスマスを豊富に含む鉱床が存在している。
ただ、硫化鉱と諸金属からの分離に手間がかかるために、従来はコスト的に引き合わないため開発はしていない。
主産物である鉱石の採掘を停止すると副産物の産生も行なわれなくなるため日本では、2006年2月に豊羽鉱山の採掘・操業が停止されたことに伴い、世界第1位の産出量であったインジウムの供給源を突然失っている。
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構法によって
経済安全保障の理由
から供給停止などの障害に備えて、平常時の消費量を基準にして
国家備蓄の42日分
民間備蓄の18日分
の合計60日分の国内備蓄が
石油天然ガス・金属鉱物資源機構
によって行われている。
備蓄対象となっている品目はニッケル、クロム、タングステン、モリブデン、コバルト、マンガン、バナジウムの7元素である。
紛争や混乱などの政治的理由に伴い供給の障害が生じた場合は緊急放出を行い、市場価格が高騰した場合も国家備蓄分を売却することで価格の安定化を図るとしている。
日本の排他的経済水域内にはレアメタルの含有量の高い
マンガンノジュール
コバルトクラスト
熱水鉱床
が広く確認されており将来の開発が期待される。
石油天然ガス・金属鉱物資源機構は2011年より資源エネルギー庁の委託により沖縄トラフと伊豆・小笠原諸島沖の海底の金銀やレアメタルなど深海資源を採掘する技術の実用化に乗り出している。
世界初の深海採鉱ロボットで鉱石を掘り出し、パイプで母船へ送る採鉱システムを開発し約10年後の商業化を目指すもの。
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2011年04月27日
新規レアアース(希土類)・希少金属事業を制限の対象(中国)
2010年10月26日
レアアースの十分な供給量を得るには最大で10年
中国がレアアース(希土類)の輸出規制を決めたことで
中国に代わるレアアースの供給元確保
に向け世界的なレースが始まっているが、ドイツの商品を監督する政府機関を率いるフォルカー・シュタインバッハ氏は、欧州連合(EU)のより厳格な環境基準と途上国の資源への依存についての倫理的疑問があることもあり、世界の9割以上のレアアースを現在生産している中国に代わる供給元確保という問題をすぐに解決することはできないと述べた。
ただ、十分な供給量を得るには最大で10年はかかりそうだという。
同氏は、中国政府に対しレアアースの輸出拡大に向け
世界的な圧力
を高めることが、短期的には最良の選択肢だろうとも指摘した。
シュタインバッハ氏はベルリンでの商品資源確保をめぐる26日の会議前にブルムバーグの電話インタビューに応じたもの。
中国に代わるレアアースの供給元確保
に向け世界的なレースが始まっているが、ドイツの商品を監督する政府機関を率いるフォルカー・シュタインバッハ氏は、欧州連合(EU)のより厳格な環境基準と途上国の資源への依存についての倫理的疑問があることもあり、世界の9割以上のレアアースを現在生産している中国に代わる供給元確保という問題をすぐに解決することはできないと述べた。
ただ、十分な供給量を得るには最大で10年はかかりそうだという。
同氏は、中国政府に対しレアアースの輸出拡大に向け
世界的な圧力
を高めることが、短期的には最良の選択肢だろうとも指摘した。
シュタインバッハ氏はベルリンでの商品資源確保をめぐる26日の会議前にブルムバーグの電話インタビューに応じたもの。
2010年05月22日
2010年03月06日
コバルト・リッチ・クラスト
コバルト・リッチ・クラスト
深海底に存在する鉱物資源で、コバルトやマンガン、ニッケル、プラチナ(白金)等のレアメタル(希少金属)、その一種であるネオジム、ジスプロシウム等の
レアアース(希土類)
を豊富に含むマンガンクラストの一種である。
マンガン団塊に類似しているが鉄やマンガンを主成分とするマンガン団塊と違い
1000m以深の海山の斜面や頂上
などの岩盤を薄皮饅頭の皮の様に覆い、コバルトを特徴的に含むことが特徴となっている。
コバルトの有望な資源として注目されており、日本の東京から南方に1862km離れた日本最東端の島
南鳥島沖(南西方約150km)
に位置する拓洋第5海山では、これまで経済産業省所管の独立行政法人である
石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)
を中心に基礎的な調査が行われ、このコバルト・リッチ・クラストの巨大鉱床が眠っていることが判明している。(金属資源情報)
↓ 参考になったらクリックお願いします。
深海底に存在する鉱物資源で、コバルトやマンガン、ニッケル、プラチナ(白金)等のレアメタル(希少金属)、その一種であるネオジム、ジスプロシウム等の
レアアース(希土類)
を豊富に含むマンガンクラストの一種である。
マンガン団塊に類似しているが鉄やマンガンを主成分とするマンガン団塊と違い
1000m以深の海山の斜面や頂上
などの岩盤を薄皮饅頭の皮の様に覆い、コバルトを特徴的に含むことが特徴となっている。
コバルトの有望な資源として注目されており、日本の東京から南方に1862km離れた日本最東端の島
南鳥島沖(南西方約150km)
に位置する拓洋第5海山では、これまで経済産業省所管の独立行政法人である
石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)
を中心に基礎的な調査が行われ、このコバルト・リッチ・クラストの巨大鉱床が眠っていることが判明している。(金属資源情報)
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2010年01月10日
リチウム
南米はパソコンや携帯電話に加え、電気自動車などの充電式電池の材料として、需要が急増しているリチウム資源の8割が集中している。
チリの首都サンティアゴから北へ飛行機で2時間のところにある第2の都市アントファガスタから、さらに車で3時間ほど移動したところにある
アタカマ塩湖
は広さは約3千平方キロで表面に水がある場所は少なく、ほとんどは砂まみれになった岩塩の固まりとなっている。
リチウムは、湖の地下十数メートルにあり、チリの大手企業SQMが、この水を約200本の井戸でくみ上げ生産している。
約10カ月かけて天日で水分を蒸発させて濃縮濃度が6%になると、アントファガスタ近郊の工場に運び、不純物を除いたあと、最終製品である炭酸リチウムや水酸化リチウムを製造している。
炭酸リチウムの生産量を年3万トンから4万トンに増やした。さらなる増産も可能だ。同じアタカマ塩湖で操業するドイツ系のケメタルも増産の方針だ。
世界のリチウムイオン電池は、生産量の半分近くを日本メーカーが占めている。
この原料のリチウムは輸入頼りで最大の輸入元がチリとなっており、その多くがアタカマ塩湖で採れたもの。
南米は現在、世界のリチウムの5割を生産している。
アタカマ塩湖が位置するチリ、ボリビア、アルゼンチンの国境地帯には、ウユニ塩湖(ボリビア)、リンコン塩湖(アルゼンチン)もあり、すぐには開発できない「埋蔵量」まで含めると3塩湖だけで世界の8割を占めるとされる。
日本の独立行政法人、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と住友商事などがウユニ塩湖でのリチウム開発をめぐり、ボリビア政府と交渉を始めているが思惑も絡み進展する気配がいまのところ見られない。
チリの首都サンティアゴから北へ飛行機で2時間のところにある第2の都市アントファガスタから、さらに車で3時間ほど移動したところにある
アタカマ塩湖
は広さは約3千平方キロで表面に水がある場所は少なく、ほとんどは砂まみれになった岩塩の固まりとなっている。
リチウムは、湖の地下十数メートルにあり、チリの大手企業SQMが、この水を約200本の井戸でくみ上げ生産している。
約10カ月かけて天日で水分を蒸発させて濃縮濃度が6%になると、アントファガスタ近郊の工場に運び、不純物を除いたあと、最終製品である炭酸リチウムや水酸化リチウムを製造している。
炭酸リチウムの生産量を年3万トンから4万トンに増やした。さらなる増産も可能だ。同じアタカマ塩湖で操業するドイツ系のケメタルも増産の方針だ。
世界のリチウムイオン電池は、生産量の半分近くを日本メーカーが占めている。
この原料のリチウムは輸入頼りで最大の輸入元がチリとなっており、その多くがアタカマ塩湖で採れたもの。
南米は現在、世界のリチウムの5割を生産している。
アタカマ塩湖が位置するチリ、ボリビア、アルゼンチンの国境地帯には、ウユニ塩湖(ボリビア)、リンコン塩湖(アルゼンチン)もあり、すぐには開発できない「埋蔵量」まで含めると3塩湖だけで世界の8割を占めるとされる。
日本の独立行政法人、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と住友商事などがウユニ塩湖でのリチウム開発をめぐり、ボリビア政府と交渉を始めているが思惑も絡み進展する気配がいまのところ見られない。
2009年11月17日
バナジウム Vanadium
バナジウム Vanadium
原子番号 23 の元素で元素記号は V
灰色がかかった銀白色の金属(遷移金属)であり、常温、常圧で安定な結晶構造は、体心立方格子構造 (BCC)で、比重は 6.11、融点は 1726℃、沸点は 3410℃といわれている。
普通の酸や、アルカリ、水とは反応しないが、濃硝酸や濃硫酸、フッ酸には溶ける。
バナジウムは広範囲に分布しどこにでも存在するが、資源として利用可能なものは偏在性が強く、埋蔵量のほとんどは
南アフリカ、中国、ロシア
で埋蔵されており、他には、ベネズエラのオリコタール(超重質油中)やカナダのオイルサンドビチューメン等の中に硫黄などと共に含まれている。
鉱物としての生産も、上記3カ国とアメリカとで9割以上を占めている。
地域的に偏在していることから、供給量が不安定なものとなりやすく、これらの国家や生産企業の動向による価格の高騰が、1988、1994、1997、2003、および2004年以降と頻繁に発生しています。
金属としては軟らかく、延展性があり容易に圧延加工出来ることから製鋼添加剤としての用途が8割以上を占めている。
また、触媒としても極めて重要な金属であり、ほか、化学、電気、電子分野でも使用されることが多い戦略物質として扱われるものである。
鋼材等に使用した場合、焼き入れ、焼き戻しといった調質熱処理なしでそれに匹敵する強靱さが保証されるというメリットがある。
ただ、毒性としてはバナジウムイオンが試験管内で細胞に対し、致死毒性を持つことが確認されている。
2009年11月09日
琥珀
コハク
(琥珀、amber)
古代の松柏林から出た樹液が化石となったもので、木の樹脂が地中に埋没し、長い年月により固化した宝石です。
なお、半化石樹脂もしくは半化石の琥珀はコーパルと呼ばれています。
(琥珀、amber)
古代の松柏林から出た樹液が化石となったもので、木の樹脂が地中に埋没し、長い年月により固化した宝石です。
なお、半化石樹脂もしくは半化石の琥珀はコーパルと呼ばれています。
2009年11月05日
プラチナ Platinum
プラチナ
(Platinum)
白金(はっきん、Platinum) 元素記号はPtでスペイン語の platina del Pinto(ピント川の小さな銀)に由来する。
1735年に、スペインの海軍将校がコロンビアのピント川河畔で銀に似た白い金属を発見し、本国に報告したのがプラチナの「再発見」となった。
単体では、白い光沢を持つ金属として存在します。
化学的に非常に安定であるため、装飾品に多く利用される一方、触媒としても自動車の排気ガスの浄化をはじめ多方面で使用されている。
また、酸にも強く、金と同じく王水以外には溶けない事で知られている。
特 徴
有害物を除去
主な用途 触媒 装飾品
最終製品 自動車ガス、浄化装置、燃料電池触媒
年間生産量 200トン
埋蔵量のうち南アフリカが88.7%を占める。
これまでに産出されたプラチナの総量は約4000トン
主な産出国 南アフリカ共和国、ロシア
なお、日本でも北海道の北見川、天塩川、石狩川の川砂中で認められた他、新潟県で発見されている。
(Platinum)
白金(はっきん、Platinum) 元素記号はPtでスペイン語の platina del Pinto(ピント川の小さな銀)に由来する。
1735年に、スペインの海軍将校がコロンビアのピント川河畔で銀に似た白い金属を発見し、本国に報告したのがプラチナの「再発見」となった。
単体では、白い光沢を持つ金属として存在します。
化学的に非常に安定であるため、装飾品に多く利用される一方、触媒としても自動車の排気ガスの浄化をはじめ多方面で使用されている。
また、酸にも強く、金と同じく王水以外には溶けない事で知られている。
特 徴
有害物を除去
主な用途 触媒 装飾品
最終製品 自動車ガス、浄化装置、燃料電池触媒
年間生産量 200トン
埋蔵量のうち南アフリカが88.7%を占める。
これまでに産出されたプラチナの総量は約4000トン
主な産出国 南アフリカ共和国、ロシア
なお、日本でも北海道の北見川、天塩川、石狩川の川砂中で認められた他、新潟県で発見されている。
2009年05月06日
レア・アース 希土類元素
レア・アース
(希土類元素 rare earth element)
スカンジウム 21Sc
イットリウム 39Y
ランタン 57La からルテチウム 71Lu
までの17元素からなるグループ
周期表の位置では、第3族のうち第4周期から第6周期までの元素となる。
なお、希土類・希土とは、希土類元素の酸化物となる。
アメリカ地質調査所の調査によると、レアアースの世界の埋蔵量はおよそ
9,900万トン
であり、全世界の年間消費量
約15万トン
から比較すれば、資源の枯渇する恐れはない。
ただ、中国(内モンゴル)が世界の産出量(12.4万t、2009年推定)の97%以上を占めている。
その他の産地もインド、オーストラリア、ブラジルなどに偏在している。
日本は世界需要の約半分を占めるが、大部分を中国からの輸入品である風化花崗岩に頼っているのが現状である。
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(希土類元素 rare earth element)
スカンジウム 21Sc
イットリウム 39Y
ランタン 57La からルテチウム 71Lu
までの17元素からなるグループ
周期表の位置では、第3族のうち第4周期から第6周期までの元素となる。
なお、希土類・希土とは、希土類元素の酸化物となる。
アメリカ地質調査所の調査によると、レアアースの世界の埋蔵量はおよそ
9,900万トン
であり、全世界の年間消費量
約15万トン
から比較すれば、資源の枯渇する恐れはない。
ただ、中国(内モンゴル)が世界の産出量(12.4万t、2009年推定)の97%以上を占めている。
その他の産地もインド、オーストラリア、ブラジルなどに偏在している。
日本は世界需要の約半分を占めるが、大部分を中国からの輸入品である風化花崗岩に頼っているのが現状である。
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2008年12月28日
銀の特性
銀は貴金属の一種として知られています。
元素記号Ag、原子番号47、原子量107.8682
銀の反応性は、貴金属の中では高いといえます。
常温における電気伝導率と熱伝導率、可視光線の反射率は、いずれも貴金属の中で最大である。
延性および展性に富み、その性質は金に次ぎ、1グラムの銀は約2800mの線に伸ばすことが可能です。
貴金属の中では比較的化学変化しやすく、空気中に硫黄化合物(自動車の排ガスや、温泉地の硫化水素など)が含まれていると、表面に硫化物Ag2Sが生成し、黒ずんできます。
塩素などのハロゲンとは直接結合しハロゲン化銀を生成します。
また、酸化作用のある硝酸および熱濃硫酸に溶解し銀イオンを生成します
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