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マーケット出来事貴金属とレアメタル宝石と宝飾品貴金属の取引方法貴金属取扱会社

2025年02月11日

米国市場での大型ハイテク株は強い業績とキャッシュフローがあるが何事も永遠に続かない

 サーチュイティの最高投資責任者(CIO)
   スコット・ウェルチ氏
は、株式市場のニッチな分野に目を向けており、中型株への投資配分を増やしており、「大型ハイテク株は強い業績とキャッシュフローがあるため、押されても戻してきた。しかし何事も永遠に続かない」と指摘した。
  
    
posted by まねきねこ at 06:25| 愛知 ☁| Comment(0) | マーケットの動き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月06日

米中貿易戦争が需要に及ぼす悪影響と世界的な供給量の増加が、原油価格の足かせ

 シティー・インデックスのアナリスト
   ファワド・ラザクザダ氏
はリポートで「米中貿易戦争が需要に及ぼす悪影響と世界的な供給量の増加が、原油価格の足かせとなっている」と述べた。

 投資家はトランプ氏の動きを総じて原油には弱材料とみているが、イスラエルとパレスチナ自治区ガザを巡る問題や対イラン制裁についての同氏の姿勢は引き続き相場の波乱要因になるとみられる。

  
posted by まねきねこ at 10:31| 愛知 ☀| Comment(0) | マーケットの動き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ベッセント米財務長官、自分とトランプ大統領は10年債利回りに重点

 米国ドナルド・トランプ政権の
   スコット・ベッセント財務長官
は5日、FOXビジネスとのインタビューで、
   借り入れコスト引き下げ
でトランプ政権が重点を置いているのは米金融当局の短期の政策金利ではなく、
   米10年債利回り
だと明らかにした。
  
 トランプ大統領が金利低下を望んでいるのかとの質問に対し、ベッセント長官は「彼と私は10年債利回りを注視している」とし、「彼は金融当局に利下げを求めていない」と続けた。
  
 ベッセント長官はまた、エネルギー供給を拡大することがインフレ抑制につながるとの見解をあらためて示した。
   
 
ひとこと
 一見、米国の中南部に多く広がるシェールガス・オイルなどの採掘業者へのアピールだが、出身である不動産業者の経営を意識し、既存商業不動産等の改修費用の大きさで取引価格の下落がなかなか止まらず、製造業の国内回帰を誘導するための流れの中にある取り組みだが、働き手に多くの移民が従事しており、トランプ公約の実現における矛盾となりかねないだろう。
 ただ、違法移民の排除するため、移民許可の基準を緩めれば違法となる移民は激減させるて辻褄をあわせる可能性もある。
  

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2025年01月29日

米国株式市況 大型テク株反発し一定の冷静さ戻る

 米国株式市場では28日、世界的な
   DeepSeek(ディープシーク)ショック
で前日下げたS&P500種株価指数とナスダック総合指数が反発して引けた。
 市場はハイテク大手決算と米連邦公開市場委員会(FOMC)会合に注目している。
  
 中国の新興人工知能(AI)開発企業DeepSeekの台頭で、前日には米ハイテク株の
   割高なバリュエーション
が正当化できないのではとの懸念が広がったが、この日は市場に一定の冷静さが戻った。 
 
 ハイテク株が前日大きく値下がりしたことで、11兆ドル規模の上場投資信託(ETF)市場で買い場をうかがっていた投資家にとっては好機となり、底値を拾った形だ。

 DeepSeekショックで前日3%近く下落したインベスコQQQトラストシリーズ1(ティッカーQQQ)には43億ドルが流れ込んだ。
 これは1日当たりの流入額としては2021年以来の大きさだ。

 S&P500種は約1%、ナスダック100指数は1.6%それぞれ上昇した。
 前日に単一銘柄として過去最大となる5890億ドル(約91兆6000億円)の時価総額を失ったエヌビディアは約9%値上がりした。
  
 また、マイクロソフトは2.9%上昇した。
 トランプ米大統領は27日夜、中国系動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」の米事業の買収について、マイクロソフトが協議中だと明らかにしている。

 ハイテク株が回復する一方で、S&P500種構成銘柄の大半は下落した。
 これは前日とは逆の動きだ。

 ハイテク7社で構成する「マグニフィセント・セブン」に連動する指数は2.7%上昇した。
 29日には同7社のうち、テスラマイクロソフトメタ・プラットフォームズが決算を発表する。
 ダウ工業株30種平均は0.3%高、ラッセル2000指数は約0.2%高で終えた。

 個別銘柄では、ボーイングが1.5%上昇した。
 ケリー・オートバーグ最高経営責任者(CEO)が同社にとって極めて重要な737型機の生産ペースの回復を巡り楽観的な見方を示したことが好感され買いが入った。
 ジェットブルー航空は今年のコストが市場の予想以上に増えるとの見通しを示したことが売り材料となり26%急落した。
  
   
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2025年01月27日

NY商品市場で金相場は反発

 NY時間、金相場は反発した。
 スポット価格は最高値に近づいたことで利益確保の売りも増えてきている。
 トランプ米大統領が中国に対して
   穏健なアプローチ
を取る姿勢を示したことでも、ドル安が進んだことを受けて買いが入った。

 金スポットは1オンス=2780ドル近辺まで上昇し、最高値を記録した昨年10月以来の高値を付けた。
 トランプ大統領は23日夜放送のFOXニュースとのインタビューで、できれば中国に対し関税を賦課したくないとの考えを示した。
 ドル指標が下落し、ほとんどの買い手にとって金が割安となった。

 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は
   1オンス=2778.90ドル
と前日比+13.90ドル(0.5%)高で引けた。

  
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2025年01月20日

トランプ政権の政策でイールドカーブのスティープ化に連動している

 トランプ氏の勝利と共和党の議会選圧勝は、トランプ政権の政策がインフレをあおり、米長期債を圧迫するとみられていたため
   イールドカーブのスティープ化
につながると予想されていた。
 そして、まさにその通りのことが起こっている。
 米国債券市場では2年債と10年債の利回り差は約34ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大し、2022年初頭以来の大幅なスティープ化に近づいている。
 一方、長期債はトランプ氏の大統領就任を前にして下落している。
  
 底堅い米経済指標やトランプ氏の政策に対する不透明感により、短期金利も圧迫されている。
 金利スワップ市場は現在、年内の追加利下げを0.25ポイント幅で2回未満と見込んでいる。
 選挙前には、約6回の利下げが予想されていた。
  
 それでも、市場で確かなものは不確実性だけだ。
 先週、予想を下回るコアインフレ率の発表を受けて、米国債利回りが全ての年限で急低下した。
 
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2025年01月17日

ニューヨーク原油先物相場は反落

 ニューヨーク原油先物相場は反落した。
 前日は昨年7月以来の高値に上昇していたが、ロシア産原油に対する
   新たな制裁措置
をトランプ次期政権も継続するのかどうか見極めたいとの思惑が、市場参加者にはありそうだ。

 トランプ氏が財務長官に指名したベッセント氏は、ロシアの石油大手に対する制裁を支持する意向を表明している。
 一方で、こうした事情に詳しい関係者によると、トランプ氏のアドバイザーらは、ロシアとウクライナの外交的合意を今後数カ月に促進すると同時に、反米的なイランとベネズエラを締め付ける広範囲に及ぶ
   制裁戦略
を練っており、天秤状態にある。
 
 一つは、ロシアの石油生産会社に恩恵をもたらす措置を講じ、和平合意の成立を後押しする案だが、もう一つは、制裁をさらに強化し、圧力を一段と強めて交渉のカードを増やす選択肢だと続けた。
  
 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、
   1バレル=78.68ドル
と前日比1.36ドル(1.7%)安で終了した。
 なお、ロンドンICEの北海ブレント3月限は0.9%下落して81.29ドルで引けた。 

posted by まねきねこ at 09:00| 愛知 ☀| Comment(0) | マーケットの動き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NY時間 金相場は3日続伸

 NY時間商品取引市場における金相場は3日続伸した。
 前日発表の米CPIを受けて再燃した米利下げ観測が、利子の付かない金には引き続き追い風となっている。
 スポット価格は1オンス=2700ドルを上回り、約1カ月ぶりの高値に上昇している。
 
 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は
   1オンス=2750.90ドル
と前日比+33.10ドル(1.2%)高で引けた。
   
    
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2025年01月16日

ブラックロックが複数幹部を昇格させ米州・主要機関投資家との事業を拡大

 米資産運用会社ブラックロックは、米州および主要機関投資家との事業拡大を目指して、複数幹部を昇格させる。
 同社では前日、ラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)の後継候補とも目されていたマーク・ウィードマン氏が去ることが明らかになった。
  
 米富裕層向けアドバイザリー業務の共同責任者を務める
   ジョー・デビコ氏
は同職を継続する一方で、米州顧客事業責任者に就任する。また、米富裕層向け事業のもう一人の責任者である
   ジェイミー・マジェラ氏
は、リタイアメント事業に関する新たな役職を担う。
 フィンク氏およびロブ・カピト社長が15日、従業員宛ての文書で明らかにした。
  
 また、同日発表された決算によれば、昨年に顧客から預かった現金は6410億ドル(約100兆6050億円)と、過去最高に達した。
 株式や債券、インデックスおよびアクティブファンド、さらに利益率が高く急成長しているプライベート資産市場など、同社の幅広い投資展開が強みを発揮した。

 ブラックロックの総資産は12月31日時点で約11兆6000億ドルとなっている。
 フィンク氏は発表文で今年もさらに拡大する見通しから、「これはまだ始まりに過ぎない」と述べ、「当社には今年、かつてないほどの成長と上昇の可能性がある」と続けた。

  同社の10−12月(第4四半期)調整後1株当たり純利益は、
   11.93ドル
と前年同期比23%増と明らかにした。
 収入は前年同期比23%増の約57億ドル。2024年の年間収入は前年から14%増加し、200億ドルを突破した。
  
    
posted by まねきねこ at 12:00| 愛知 ☀| Comment(0) | マーケットの動き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NY時間、円一時155円台に上昇、米CPIに反応

 ニューヨーク外国為替市場では15日、円が対ドルで上げ幅を拡大した。
 米消費者物価指数(CPI)がインフレ鈍化を示唆する内容となったことに反応し、一時155円95銭まで買われた。
 上昇率は1.3%に達し、日中としては昨年12月19日以来の高値水準を付けた。
 
 日本銀行の植田和男総裁は15日、
   来週の金融政策決定会合
で米新政権の政策や春闘の賃金動向などを精査し、
   追加利上げを行うかどうか
を判断すると述べた。
 
 スワップ市場は、日本銀行が来週開催する決定会合について、
   利上げを約70%の確率
で織り込んでいる。
 年初の時点では40%程度だった。
 
 日米金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが強まっている。
  
    
posted by まねきねこ at 07:53| 愛知 | Comment(0) | マーケットの動き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ドルが下落したことが金相場にプラス

 NY時間、金相場は続伸した。
 米CPI統計を受けて国債利回りが低下し、ドルが下落したことが相場にプラスとなった。
 (金利低下は通常、利子の付かない金には追い風となる。)

 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は
   1オンス=2717.80ドル
と前日比+35.50ドル(1.3%)高で引けた。
  
  
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2025年01月14日

ゴールドマンがトランプ次期政権でも揺るがない米国経済 ドル予想を引き上げ、約5%上昇へ

 米ゴールドマン・サックス・グループのストラテジストの
   カマクシャ・トリベディ氏
らのチームでは、リポートで米ドナルド・トランプ次期政権下で、金融緩和のペースを遅らせる
   高関税の導入可能性
や、米国経済の堅調さを理由に、ドル上昇の見通しを上方修正した。
  
 ゴールドマンによるドル予想の上方修正は約2か月ぶり2度目。背景には米国の堅調な成長と、トランプ次期大統領が計画している関税導入がある。 
 これらはインフレ率を押し上げ、米金融当局の金融緩和政策を逸脱させるなどのリスクがある。
  
 10日に発表された米雇用統計が市場予想を大幅に上回り、
   労働市場の回復力
を裏付ける内容だったことで、ドル高の予想がさらに強まり、ユーロや豪ドルなど他の通貨に対するドルの見通しも上昇した。
  
 ゴールドマンの最新の見通しでは、ユーロが6カ月以内に対ドルで
   1ユーロ=0.97ドル
とパリティー(等価)を下回る水準まで下落するとみている。
 これまでは1.05ドルと予測していた。
 
 ユーロが前回対ドルでパリティーを下回ったのは2022年以来のこと。
 ロシアによるウクライナ侵攻が欧州のエネルギー危機を引き起こし、景気減速の懸念が高まった頃だ。
  
 一方、ポンドの6カ月までの予測は、以前の1ポンド=1.32ドルから1.22ドルに引き下げた。
 ポンドは13日に一時0.7%下落し、1.2126ドルと2023年11月以来の安値となった。
  
 ゴールドマンは昨年9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)が約4年半ぶりの利下げを決定した直後に、様々な通貨に対するドルの予測を引き下げていた。だが、ブルームバーグのドル指数は、昨年9月の安値から8%余り上昇している。
  
 ドルの優位性は13日、対アジア通貨でも同様に示された。
 インドネシアとフィリピンの通貨に対してドルは少なくとも0.5%上昇し、インド・ルピーは対ドルで最安値を記録した。
 また、中国政府が口頭での警告や資本規制の強化を通じて人民元の下支えを強化したものの、人民元は本土市場で最安値に近い水準にとどまっている。
 
 ヘッジファンドを含む投資家はドルに対して強気の見方をしており、ブルームバーグがまとめた米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、ドルのポジショニングは2019年1月以降で最も強気となっている。
  
 ゴールドマンのストラテジストらは、今後さらにドル高が進むリスクがあるとみている。
 リポートではその理由の一部として、関税が引き上げられても米経済が引き続き堅調な可能性や、金利に敏感な経済へのより大きな打撃が挙げられると指摘している。

    
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2025年01月10日

原油市場は短期的な供給リスクが買いを誘い反発

 ニューヨーク原油は中国経済の低迷を示す兆候が新たに示されたものの、短期的な供給リスクが買いを誘い反発した。
  
 米国で在庫減少が続いていることに加え、ドナルド・トランプ氏の大統領返り咲きによりイランからの供給が滞るリスクが意識され、原油相場は2025年を堅調に滑り出している。
 
 今月は寒波により暖房用燃料の需要が高まると予想されている。
 ロシア原油の海上輸出は最近、23年8月以来の低水準まで落ち込んだ。
 
 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は、
   1バレル=73.92ドル
と前日比60セント(0.8%)高で終了した。
 ロンドンICEの北海ブレント3月限は1%上昇の76.92ドルだった。
 
    
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2025年01月07日

ヘッジファンドのシタデルが競業避止義務を21カ月に延長

 資産家ケン・グリフィン氏が率いる米ヘッジファンド運営会社
   シタデル
は、一部のポートフォリオマネジャーを対象に競業避止義務の期間を21カ月に延長した。
 マルチ戦略ヘッジファンドの間で人材争奪戦が激しいことを浮き彫りにしている。
  
 シタデルの競業避止義務は2020年には平均1年だった。
 ただ、一部のマネジャーは
   繰り延べ報酬
を得るために最長で18カ月は動けなかった。
 雇用慣行に詳しい複数の関係者によれば、競合他社の方針は12カ月に近く、シタデルの今回の延長はそれよりも長いことになる。
    
 ゴールドマン・サックス・グループは最近のリポートで、マルチ戦略ファンドの人材獲得競争は激しく、こうした企業における投資担当の人員数は昨年6月30日までの1年間に13%増加したと記した。
 企業は高い能力を要する職務を埋めようと、互いに人材を引き抜き合っている。

 いったん、こうした人員が入社した後は、企業は競業避止義務やボーナス回収などの戦術を駆使して、職務にとどまらせようと努めている。
  
 米連邦取引委員会(FTC)は昨年、ウォール街の競業避止義務条項に制約を課した。
 ただし、「ガーデンリーブ」は例外とした。
 なお、強制的なガーデニング休暇中も会社が離職者に通常の給料を支払い続ける限り、それは競業避止義務条項とは見なされていない。
 
    
posted by まねきねこ at 17:03| 愛知 ☀| Comment(0) | マーケットの動き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月06日

米社債スプレッドはどこまで縮小するか、需要堅調でさらに圧縮の余地

 底堅い米国経済とトランプ次期米大統領
   減税・関税政策
により米国債相場が引き続き下押し圧力を受ける可能性がある。
 こうしたことから、債券トレーダーらは期待を弱めて新年を迎えている。

 力強い経済データの発表やトランプ氏が率いる共和党の選挙圧勝、連邦準備制度理事会(FRB)高官の慎重な発言を受け、既に投資家は
   FRBへの期待を再調整
しており、債券相場の下落に拍車をかけている。

 こうしたリセットは
   長期債に最も大きな影響
を与えており、米10年債利回りは4.6%近くに達した。
 昨年9月に米連邦公開市場委員会(FOMC)が金融緩和を開始した時点からほぼ1ポイント上昇した。
 一方、2年債への影響はより限定的で、米政策金利に連動し
   長期的な見通しの変化
から影響を受けにくい証券に投資家がシフトしている流れが出ている。
  
 債券市場の暗い見通しは、FOMCが政策金利を20年余りで最高の水準から引き下げ始めれば堅調な1年になるとの期待が多かった2024年初めから見方が変化したことを浮き彫りにする。
  
 そうした期待は時期尚早であったことが判明し、経済が順調に推移する中、投資家は今、債券相場の上昇に賭けることには後ろ向きな状態とも言える。
 また、トランプ次期大統領の減税と関税計画が財政刺激策や輸入価格上昇を通じインフレ圧力を高める恐れがあり、財政赤字の増加は米国債供給を増やす可能性も高まるだろう。

 先物トレーダーらは現在、FOMCが政策を6月まで据え置く可能性があると予想しており、政策金利を25年全体でさらに0.5ポイント引き下げる可能性が高いと見ている。

 米国債市場はカーター元大統領の死去を悼んで9日に休場となる。
 このため、通常よりも1日早い6日から国債入札が予定されており、10年債と30年債などへの需要が試される。
 また、10日には昨年12月の米雇用統計が発表される。 
   

    
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2025年01月03日

米国株式市場でS&P500種が5日続落、テスラには売り。

 米株式相場は2日、S&P500種株価指数が正午過ぎまでほぼプラス圏で推移していたが、勢いは続かず、5営業日続落となった。

 ナスダック100指数は0.2%安で終了した。
 個別銘柄ではテスラが5営業日続落した。
 年間の自動車販売台数が昨年、過去10年余りで初めて減少したことが分かった。
 同社株価はクリスマスの翌日から連日で下げており、その間の下落率は約20%となった。

 恐怖指数として知られるシカゴ・オプション取引所(Cboe)のボラティリティー指数(VIX)は、一時19に達した。
 20を超えると
   短期的な相場変動への懸念
が高まっていることを示唆すことになる。
 なお、同指数はこの5営業日で4回目の上昇となった。
 
 金融市場関係者は3日には、米下院議長選で現職の共和党議員
   マイク・ジョンソン氏
が再選されるかどうかに注目することになる。
  
  
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2024年12月25日

NY時間、原油市場は薄愛の中で反発

 ニューヨーク原油相場は祝日前で薄商いのなか反発した。
 国際政治を揺るがすようなトランプ次期米大統領の言動が意識された。
 ロイター通信は24日、中国当局が来年に過去最大となる特別国債
   3兆元(約64兆5000億円)相当
を発行する計画だと報じたことが手掛かりとなった。

 景気の押し上げを図る。原油先物は50日移動平均を上回り、一時的にテクニカルな買いが入った。

 市場はまた、トランプ氏が米国による
   パナマ運河管理を復活させる考え
を示したことや、
   イランに対する制裁強化
   中国への関税賦課
といった世界の原油の需給バランスに影響を及ぼしかねない同氏の方針を見極めようとしている。
 この日はドルが堅調に推移し、商品相場の上値を抑えた。
  
 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は
   1バレル=70.10
と前日比86セント(1.2%)高で終了した。
 ロンドンICEの北海ブレント2月限は95セント(1.3%)上昇して73.58ドルで引けた。
  
  
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2024年12月19日

原油相場が世界的な需要の底堅さを示唆したことから反発

 ニューヨーク原油先物はカザフスタンが、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスの生産枠を順守する意向を表明、米国の原油輸出は増加し、世界的な需要の底堅さを示唆したことから反発した。

 米エネルギー情報局(EIA)のデータによると、先週の米原油輸出は
   180万バレル増加
して7月以来の高水準となった。
 一方で米国の原油在庫は4週連続で減少した。
  
 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は、
   1バレル=70.58ドル
と前日比+50セント(0.7%)高で終了した。
 ロンドンICEの北海ブレント2月限は20セント(0.3%)上昇し73.39ドルで引けた。
   
    
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2024年12月17日

NY時間の金相場 スポットは上昇、先物は下落

 NY時間、商品市場では金スポット価格が反発した。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)政策発表を18日に控え、追加利下げの可能性が意識された。 
 金利の低下は通常、利子を生まない金にとっては追い風となる。  

 金融市場では、17−18日に開催されるFOMC会合では0.25ポイントの利下げが見込まれており、スワップ市場は今後1年間で計0.75ポイントの利下げを織り込んでいる。

 金スポット価格は米利下げや地政学的リスクの高まりによる逃避需要、各国・地域中銀の持続的な買いを背景に年初来で約29%上昇しており、年間ベースで2010年以来の大幅高に向かっている。 
 
 金スポット価格はニューヨーク時間午後2時現在、前営業日比7.42ドル(0.3%)高の1オンス=2655.65ドルで取引されている。
 
 ただ、ニューヨーク商品取引所の金先物2月限は
   1オンス=2670ドル
と同5.80ドル(0.2%)下落して引けた。
  
    
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2024年12月06日

急激な円高で投機筋が締め上げられるのと「同じようなことが生保にも起こる可能性」はそれなりにある

 三井住友信託銀行のマーケット・ストラテジスト
   瀬良礼子氏
は、急激な円高で投機筋が締め上げられるのと「同じようなことが生保にも起こる可能性はそれなりにある」と述べ、円高局面に転じて生保が急いでヘッジを行う必要が出てくれば、これが円高圧力を一段と高めるリスクがあると続けた。
  
    
posted by まねきねこ at 10:08| 愛知 ☀| Comment(0) | マーケットの動き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする