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2025年11月25日

暗号資産(仮想通貨)のオプション要因が不安定さを増幅させ、ビットコインが急落し危険水域に突入

 暗号資産(仮想通貨)
   ビットコイン
が急落し、相場は危険な局面に入った。
 オプション取引を背景とする売りがボラティリティーの増大に拍車をかけている。
 ビットコインは21日の取引で一時7.6%安の8万553ドルまで値を下げた。
 今月に入っておよそ25%の下落となり、2022年に
   ステーブルコイン「テラUSD」
の運営会社と
   FTX
が破綻して以来の大幅安で11月を終える見通しとなっている。
 なお、信用崩壊から当時は業界全体で企業破綻が相次いだ。
 今回の下落は主に現物売りが要因となっている。
 大型の上場投資信託(ETF)からの資金流出、長期間動いていなかった
   ウォレット
による保有資産の売却、モメンタム投資家の需要減退などが重なったことも大きな影響となった。
 一方で、オプション取引のポジションも変動を拡大させた。
 ビットコインが特定の価格水準を割り込むと、ディーラーが中立を保つために
   ヘッジを調整する必要性
が生じ、この「ガンマ・エクスポージャー」と呼ばれる過程が価格変動を増幅させた。
 重要な水準の一つである8万5000ドルは、21日にすでに下抜けた。
 この行使価格にはプットオプションの需要が集中しており、マーケットメーカーは大規模なエクスポージャーをヘッジする必要に迫られていた。
 こうした局面では、ディーラーは一般に「ショート・ガンマ」の状態にあり、バランスを保つためにビットコインをさらに売る傾向があり、これが下落をさらに加速させる構図となっている。
 なお、これらの企業は
   高頻度取引を行う流動性の供給者
であり、価格変動に応じてポジションを調整し、中立を保とうとする動きを強めている。
 ただ、取引が集中する行使価格を割り込むと、そのリスクヘッジの動き自体がテクニカルな引き金となって作用する場合があり、売りが増幅することとなる。
 次の重要水準は8万ドルと言われており、オプションモデルによると、この水準でヘッジの力学が反転することになると見られている。
 ただ、8万5000ドル付近ではディーラーは「ショート・ガンマ」の状態にあり、価格下落に伴うリスク増大により売りを強める必要があった。
 一方、8万ドル付近では「ロング・ガンマ」に転じる。
 具体的には、さらなる下落でリスクが低下し、バランス維持のためにビットコインを買い戻す必要が出てくる。
 この反転により、売りの勢いが幾分和らぐ可能性も期待されるが、支えきれるかどうかだろう。
  
   
posted by まねきねこ at 02:00| 愛知 | Comment(0) | マーケットの動き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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