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2025年11月11日

プライベート融資でブラックロックが全額損失?評価の妥当性に疑問

 米国の大手投資会社
   ブラックロック
は約1か月前、経営不振に陥っていた住宅リフォーム事業を手掛ける
   レノボ・ホーム・パートナーズ
へのプライベート債務を額面通りで評価していた。だが先週時点で、その評価額はゼロとなった。
 レノボは先週、突然の破産申請を行い、事業閉鎖計画を明らかにした。
 非公開情報を話しているとして、匿名を条件にメディアの取材で述べたこの事情に詳しい関係者によると、レノボが抱えるプライベート債務約1億5000万ドル(約230億円)の大半をブラックロックが保有し、
   アポロ・グローバル・マネジメント
の傘下の
   ミッドキャップ・ファイナンシャル
オークツリー・キャピタル・マネジメントも一部保有していた。
 レノボが苦境にあったことは周知の事実だったが9月末時点でも、ブラックロックミッドキャップが運用するファンドは、レノボの
   新たな債務を額面価格
で評価していた。
 これは通常、投資家が全額返済を見込んでいることを意味するものだが、事態の悪化にはわずか数週間しかかからず、評価割れの状態にあるものを意図的に高く見せる手法には問題があり、評価の甘さが目につくものとなった。
 ブラックロックTCPキャピタルの
   フィリップ・ツェン最高経営責任者(CEO)
は決算説明会で、「第4四半期初めに
   企業固有の業績および流動性の問題
を受け、レノボ取締役会は清算手続きを最善の選択肢と判断した」と説明した。
 また、「このポジションは2025年第4四半期に全額償却する見込みだ」と述べた。
 アポロのマネージングディレクター
   テッド・マクナルティ氏
は、「ミッドキャップ・ファイナンシャル・インベストメント」の決算電話会見で、10月末にレノボが破産申請を行うことを「認識した」と述べた。
 貸し手側の3社にとって、レノボ向け債務は総資産のごく一部にすぎない。
 ただ、その突然の崩壊は、
   プライベート・クレジット市場の脆弱性と批判される問題
の核心を突く事態となった。
 つまり、流動性の乏しい融資の評価と、その裏付けとなる
   企業の実際の業績
との間にあるギャップだ。
 ツェン氏は、レノボについて「今回の結果は、業界全体の弱さを反映したものではなく、発行体(レノボ)固有の問題によるものとみている」と指摘した。
    
   
ひとこと
 融資や投資先の資産価値の査定が適切に行われていない問題は日本の損保や生保、金融機関など機関投資家の辛酸管理の杜撰さや利益相反の行為が目に余る問題がある。
 内部留保の積み増しを許す姿勢を転換し配当金や余剰資産の売却で株主に利益を引き渡すべきであり、こうしたことを優先すれば、保険料等の引き下げも可能だ。
    
   
posted by まねきねこ at 08:09| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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