当ブログ内の情報はあくまでも参考情報です。投資にあたっての判断は投資する人の自己責任でお願いします。
当ブログでは、一切の責任を負いませんでご了承下さい。

マーケット出来事貴金属とレアメタル宝石と宝飾品貴金属の取引方法貴金属取扱会社

2025年10月14日

ITバブルの再来か?投機家がリスク回避の姿勢強まる動き、1310億ドルが消失したアルトコイン市場

 暗号資産(仮想通貨)の
   アルトコイン
は先週、大幅下落に見舞われた。これを受け、投機家が市場に再び戻ってくるのか不透明な状況になっている。
 トランプ米大統領が10日、中国に対して11月1日から100%の追加関税を課すとともに重要ソフトウエアの対中輸出規制を導入すると発表した後にビットコインは13%下落した。
 しかし、アルトコインはさらに大きな打撃を受け、その多くは一時的に反発する前に最大で80%も下落した。
 ビットコインとイーサリアムを除く幅広いデジタル資産を指すアルトコインには、ソーシャルメディアのトレンドに便乗したミームコインも含まれる。
 柴犬の「ドージコイン」や漫画に出てくるカエルの「ぺぺ(PEPE)」、実在するカバ「ムーデン」がその幾つかの例だ。
 コインマーケットキャップによると、今年初めに宣伝されたトランプ氏のミームコインは10日、37%下落した。
 トランプ氏の分散型金融(DeFi)プロジェクト、ワールド・リバティ・ファイナンシャルが発行するトークン「WLFI」も同様の下げ幅を記録した。
 10x Researchは、今回の急落で失われた3800億ドル(約57兆9000億円)のうち約1310億ドルはアルトコインが占めたと分析している。
 アルトコイン市場は流動性が希薄で、投機性やデイトレーダーの過度な宣伝に依存してきた。
 アルトコインの今後には疑問の声も上がっている。
 トレーダーやマーケットメーカーの間では、買い手の減少やリスク回避姿勢の強まりで市場の構造的な支えが失われていると見る向きもある。
 ビットコインやイーサリアムに比べて取引量が少ないにもかかわらず、アルトコインは市場での存在感を増していた。
 コインマーケットキャップによれば、仮想通貨の市場全体に占めるビットコインの割合は7月の約65%から現在、58.5%にまで低下している。
 この変化は重要で、歴史的にビットコインの市場シェアは市場全体が大幅下落する前に急落する傾向にある。
 例えばビットコインの市場に占める割合は2019年の70%から22年後半には38%まで低下した。
 これは前回の相場下落の直前だった。
 その後、より安全なデジタル資産とみなされるビットコインに資金が戻り、価格は再び上昇した。
   
    
posted by まねきねこ at 21:00| 愛知 ☀| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: