国際原子力機関(IAEA)は、イスラエルの攻撃によって、イランの主要な核燃料生産施設の地下にあるウラン濃縮施設が損傷したことが新たな衛星画像で示唆されたと明らかにした。
IAEAは17日、Xへの投稿で、「地下の濃縮施設に直接的な影響を与えたことを示すさらなる要素を特定した」と説明した。
イスラエルが主張してきた同施設に対する攻撃を、IAEAが独立機関として初めて確認した。
5日目に突入した今回のイラン攻撃で、イスラエルは当初からナタンズにある同施設を攻撃目標にしていた。
イスラエルが主張してきた同施設に対する攻撃を、IAEAが独立機関として初めて確認した。
5日目に突入した今回のイラン攻撃で、イスラエルは当初からナタンズにある同施設を攻撃目標にしていた。
IAEAによれば、フォルドゥにある地下濃縮施設は、現在のところ損傷は検出されていない。
衛星画像からはナタンズ施設の地上構造物に明らかな損傷が確認されていた。
ただ、IAEAはこれまで地下の濃縮施設には損傷が見られないとしていた。
今回の画像分析が正確で、イラン国内で最大規模の濃縮能力を持つこの施設が破壊されたとすれば、同国の核開発計画にとってさらなる深刻な打撃となる。
ただ、IAEAはこれまで地下の濃縮施設には損傷が見られないとしていた。
今回の画像分析が正確で、イラン国内で最大規模の濃縮能力を持つこの施設が破壊されたとすれば、同国の核開発計画にとってさらなる深刻な打撃となる。
また、イスラエルのカッツ国防相は、テヘランにある重要な標的に対し、17日に軍事攻撃を実施すると明らかにした。
カッツ氏はミサイル攻撃を受けた場所で記者団に語った。
カッツ氏はミサイル攻撃を受けた場所で記者団に語った。
同氏は声明も発表し、イランの最高指導者
ハメネイ師
に対し、イスラエル国民へのミサイル発射を続ないよう警告した。
また、「イスラエルに対してこの道を歩んだイラン隣国の独裁者に何が起こったかを思い出してほしい」と続けた。
ハメネイ師
に対し、イスラエル国民へのミサイル発射を続ないよう警告した。
また、「イスラエルに対してこの道を歩んだイラン隣国の独裁者に何が起こったかを思い出してほしい」と続けた。
イスラエル軍によると、過去1時間にイランから発射されたミサイルは大半が迎撃された。