NY時間、債券取引市場はやや反発し安定

　米国債相場は大幅安となった前週末から反発しやや安定した。

　ただ、国債への需要を再び試す30年債入札を12日に控え、様子見ムードも強かった。

　早朝の取引では、欧州債の上昇につれて上昇した。
　米国時間の取引が始まると、伸び悩む場面もあったが、 米消費者のインフレ期待低下が背景にその後は再び上昇した。
30年債利回りは４月初旬から上昇を続け、５月22日には2023年以来の高水準となる5.15％を記録した。