ソフトバンクグループの後藤芳光最高財務責任者(CFO)は、米国で進める
スターゲート構想
について、テキサス州を中心に複数の案件を精査しており、第1号案件は「かなり近いところまで来ている」と述べた。
について、テキサス州を中心に複数の案件を精査しており、第1号案件は「かなり近いところまで来ている」と述べた。
後藤CFOは13日の決算説明会で、現在全米各地から100件以上の提案を受けていることを明かし、案件がまとまり次第、金融機関と資金調達に関する交渉を開始する考えを示した。
孫正義社長は今年1月、スターゲート構想を発表し、
4年間で5000億ドル(約74兆円)の投資
を行う方針を打ち出していた。
一方で、トランプ大統領の関税政策を背景に
景気の不透明感
が強まる中、
資金調達の進捗に懸念
も出ていたが、構想が順調に進んでいることを改めて強調した。
4年間で5000億ドル(約74兆円)の投資
を行う方針を打ち出していた。
一方で、トランプ大統領の関税政策を背景に
景気の不透明感
が強まる中、
資金調達の進捗に懸念
も出ていたが、構想が順調に進んでいることを改めて強調した。
ソフトバンクGはこの日、人工知能(AI)を軸とした次世代ビジネスに向けた具体的な動きを示した。
アンペア・コンピューティングの買収やオープンAIへの出資に関連し
みずほフィナンシャルグループ
三井住友フィナンシャルグループ
JPモルガン
など約20の金融機関から
65億ドルのコミットメント
を得たほか、
85億ドルの借入
も実行したことを明らかにした。
アンペア・コンピューティングの買収やオープンAIへの出資に関連し
みずほフィナンシャルグループ
三井住友フィナンシャルグループ
JPモルガン
など約20の金融機関から
65億ドルのコミットメント
を得たほか、
85億ドルの借入
も実行したことを明らかにした。
ソフトバンクGは2025年3月期の通期決算で、1兆1533億円の純利益を計上し、4年ぶりに黒字を確保した。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均の7097億円を大きく上回った。1−3月期(第4四半期)も5172億円の黒字だった。
同社が重視する指標である
時価純資産(NAV)
は、25年3月期末時点で25兆7000億円と、前期末から2.1兆円減少した。
投資余力を示すLTV(純負債/保有株式価値)は18%で、前年の8.4%から上昇した。
時価純資産(NAV)
は、25年3月期末時点で25兆7000億円と、前期末から2.1兆円減少した。
投資余力を示すLTV(純負債/保有株式価値)は18%で、前年の8.4%から上昇した。