ニューヨーク原油相場はトランプ米大統領が発表した英国との通商協定枠組みを受けて、将来の合意を慎重ながらも楽観するようになり急反発した。
ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は1バレル当たり60ドルに近づいた。
トランプ氏は英国が
米産品の通関プロセス
を迅速化し、農産物や化学品、エネルギー、工業製品、エタノールなど「数十億ドル規模」の貿易障壁を撤去することに同意したと発表した。
ただ、この合意の範囲は限られ、10%の基本関税は維持されており、合意によるリスクオンの流れが剥落する時期は短そうだ。
トランプ氏は英国が
米産品の通関プロセス
を迅速化し、農産物や化学品、エネルギー、工業製品、エタノールなど「数十億ドル規模」の貿易障壁を撤去することに同意したと発表した。
ただ、この合意の範囲は限られ、10%の基本関税は維持されており、合意によるリスクオンの流れが剥落する時期は短そうだ。
投資家の間では英米の合意を受けて、米中など
より複雑な貿易交渉
でも合意に達するとの見方が高まったが、営業トークでしかないだろう。
米中は今週末、正式な貿易交渉をスタートするものの、トランプ氏は交渉が順調ならば、中国への関税率145%を引き下げることはあり得ると述べたが、首脳会談等で突然合意以外のことを話し出すトランプの手法はそもそも問題の元凶であり、たやすく合意が出来る可能性は低い。
より複雑な貿易交渉
でも合意に達するとの見方が高まったが、営業トークでしかないだろう。
米中は今週末、正式な貿易交渉をスタートするものの、トランプ氏は交渉が順調ならば、中国への関税率145%を引き下げることはあり得ると述べたが、首脳会談等で突然合意以外のことを話し出すトランプの手法はそもそも問題の元凶であり、たやすく合意が出来る可能性は低い。
トランプ氏による2度目の大統領就任以来、
貿易戦争
が経済成長を損ない、エネルギー需要を鈍らせるとの懸念から原油相場は下げている。
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成される「OPECプラス」が、予想を上回るペースで供給を再び増やす方針に転じたことも、弱気センチメントを悪化させた。
米国内のシェール業者による
パーミアン盆地
での設備投資削減という形でも、原油価格下落による影響は表面化している。
貿易戦争
が経済成長を損ない、エネルギー需要を鈍らせるとの懸念から原油相場は下げている。
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成される「OPECプラス」が、予想を上回るペースで供給を再び増やす方針に転じたことも、弱気センチメントを悪化させた。
米国内のシェール業者による
パーミアン盆地
での設備投資削減という形でも、原油価格下落による影響は表面化している。
ただしオプション市場には局地的に楽観も見られる。
ブレント先物9月限では95ドルのコールオプションの取引が活発になった。
ブレント先物9月限では95ドルのコールオプションの取引が活発になった。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、
1バレル=59.91ドル
と前日比1.84ドル(3.2%)高で終了した。
ロンドンICEの北海ブレント7月限は2.8%上げて62.84ドル。
1バレル=59.91ドル
と前日比1.84ドル(3.2%)高で終了した。
ロンドンICEの北海ブレント7月限は2.8%上げて62.84ドル。

