NY時間、原油先物相場は米中関税協議の行方を巡る楽観も広がったが、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスの一部が生産引き上げを求めるとのロイター通信による報道の方が強く意識され反落した。
ロイターはこれに先立ち、カザフスタンの
アッケンジェノフ新エネルギー相
が同国は国際石油メジャーが管理する3つの大型プロジェクトを抱えているため、生産を削減できないと述べたとも伝え、市場に売り圧力がかかっていた。
アッケンジェノフ新エネルギー相
が同国は国際石油メジャーが管理する3つの大型プロジェクトを抱えているため、生産を削減できないと述べたとも伝え、市場に売り圧力がかかっていた。
一方、カザフスタン政府は23日に声明を発表し、OPECプラスとの引き続き前向きに協力していくとした。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は
1バレル=62.27ドル
と前日比1.40ドル(2.2%)安で終了した。
ロンドンICEの北海ブレント6月限は約2%安の66.12ドルで取引を終えた。
1バレル=62.27ドル
と前日比1.40ドル(2.2%)安で終了した。
ロンドンICEの北海ブレント6月限は約2%安の66.12ドルで取引を終えた。