NTVはトルコの司法当局が23日、最大都市インスタンブールの
イマモール市長
を汚職容疑で逮捕したことを伝えた。
を汚職容疑で逮捕したことを伝えた。
エルドアン大統領の最大の政敵で、次期大統領選の有力候補とされるイマモール市長が逮捕されたことで、当局の専制的な手法への抗議が激化し、通貨トルコ・リラや株式相場が一段の下押し圧力にさらされている。
イマモール氏が正式に逮捕されたことを受け、トルコ中央銀行は23日、市場の変動に備えるため、市中銀行と「技術的な会合」を開催した。
トルコ銀行協会が公表した声明によると、会合では「市場の最新動向」が話し合われた。
トルコ中銀は20日の緊急会合で、翌日物貸出金利の2ポイント引き上げを決めるなど、市場の混乱を受けてリラ防衛措置を導入している。
国政野党の世俗主義政党、共和人民党(CHP)に所属するイマモール市長は、全ての嫌疑を否定している。
ただ、逮捕の決定は公表されていない。
別のテロ関連容疑での逮捕は認められなかったという。
ただ、逮捕の決定は公表されていない。
別のテロ関連容疑での逮捕は認められなかったという。
市長の拘束が先週伝えられると、
トルコ経済政策の方向転換のリスク
が投資家の間で意識され、通貨と債券、株式が「トリプル安」となった。
トルコ経済政策の方向転換のリスク
が投資家の間で意識され、通貨と債券、株式が「トリプル安」となった。