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2025年03月12日

欧州金融市況で米関税引き上げで株式市場は5週ぶり安値、国債も下落

 欧州株は11日、トランプ米大統領がカナダに対する関税を引き上げると表明したことが材料視され4日続落した。
 また、米国の航空会社の
   低調な利益見通し
を嫌気し、この日は航空株が売られた。
 ストックス欧州600指数は1.7%下落し、5週ぶり安値に沈んだ。
 トランプ氏は、カナダから輸入される鉄鋼およびアルミニウムに対する関税を50%に引き上げると、自身のソーシャルメディアプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。
 カナダのオンタリオ州が、米国向けの電力価格を25%引き上げたことへの報復としている。
 ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)は1.1%下落した。
 一時は上昇している場面もあった。
 また、ステランティスは5.2%値下がりした。

 欧州債は軒並み下落し、ドイツ債と英国債の利回り曲線はスティープ化した。
 予想されるドイツの
   財政支出拡大
が欧州での政府借り入れ増大につながるとの見方が背景にある。
 ドイツ10年債利回りは一時7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して2.90%と、2023年10月以来の高水準をつけた先週の2.93%に迫った。
 また、2年債は1bp低下して2.20%だった。
 2年債と10年債のイールドカーブは08年以降で最長となる9営業日連続のスティープ化となった。
 なお、短期金融市場が織り込む年内の欧州中央銀行(ECB)の利下げは25bp未満となっている。


posted by まねきねこ at 11:00| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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