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2025年02月17日

トランプ米大統領が欧州置き去りにして、プーチン・ロ大統領との合意急ぐ。

 バンス米副大統領は14日、ミュンヘン安全保障会議でのスピーチで、欧州の指導者らが民主主義の価値観を損ねていると非難した。
  
 トランプ米大統領と側近が欧州連合(EU)に対して抱いている敵意を露わにした、激しい攻撃だった。
 トランプ氏らはEUを、米企業を抑制する「大きな政府」の象徴と見なしている。

 バンス氏の演説からは、「米国が頼りにもならない存在」となったことで欧州の目を覚まさせた。
 エストニアの
   ツァフクナ外相
は「存亡に関わる問題だ」と、ミュンヘンでメディアとのインタビューに答えて述べた。
 フランスのマクロン大統領は、対応策を練るために欧州の首脳による
   緊急会議の招集
をしようとしている。
  
 バンス氏は、第2次世界大戦から1990年代の
   バルカン紛争
まで、米国は必要とあればいつでも介入してくれるという
   欧州の幻想
を打ち砕いでしまった。
 
 日本から金を巻き上げ、自衛力を補強させるとの名目で都合よく「軍備の増強させる」といったことから、ブラックボックスとしてファントムからF15,F35まで米軍との空中戦で必ず撃墜される欠陥機を大き水増しした武器を買わせたうえ、自主開発も断念させてきた。
 安保条約自体が日本が再び軍事力を保有して自立する流れを遮断する目論見の一環だろう。
 

 バンス氏は「現在の欧州を見ると、冷戦の勝者たちの一部には何が起きたのかよく分からない」と述べ、ドイツの極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の党首に会うために退席し、欧州の主流派政治家を軽視する姿勢を見せつけた。

 米政府高官はミュンヘンで欧州からの参加者の一部に対し、ウクライナを巡る話し合いでは米国と中国が2大国だと考えていると主張した。
 
 欧州政府高官から出ているように
   ウクライナ戦争がEUの裏庭で起こっている
にもかかわらず、欧州は重要なプレーヤーとは見なされていない現実を見ていない。

 既にロシアとの交渉に入ろうとしているトランプ氏とプーチン氏の間で合意が成立した場合に備え、欧州は
   ウクライナの安全保障計画
について合意するための駆け引きを繰り広げている。
 トランプ氏は早ければ今月中にもロシアのプーチン大統領と会談する予定だ。
  
 今年のミュンヘン会議に集まった欧州政府関係者の多くが懸念しているのは、トランプ氏がウクライナへの支援を後退させることで、
   北大西洋条約機構(NATO)
の東部国境防衛の意思をプーチン氏に探らせる誤ったシグナルを送るかのうせいが高い。
 プーチン氏の行動は「NATOの試練となるだろう」とツァフクナ氏は述べた。

 欧州では長年、共通の防衛戦略の必要性について多くの議論がなされてきた。マクロン氏は欧州の能力強化の必要性を最も強く訴えていたが、進展することはなかった。

 バンス氏が演説した翌日の15日、ウクライナのゼレンスキー大統領は、
   戦争終結計画
についてトランプ氏と話し合った際に「トランプ氏は一度も、協議のテーブルに欧州が必要だとは言わなかった」と明らかにしたうえ、「これは多くのことを物語っている。常にそうしてきたからというだけの理由で米国が欧州を支える時代は終わったのだ」と続けた。
  
 ゼレンスキー氏とトランプ陣営の両方から話を聞いた欧州の関係者からは、ウクライナを巡る決着は数カ月以内に訪れる可能性があると言う。
  
 ロシアは既に一流の交渉人たちを招集し、待ち構えている。
 欧州は、米国が既に譲歩し過ぎており、問題は解決済みと宣言して、そのしわ寄せを欧州に押しつけようとしているのではないかと懸念している。
   
 
ひとこと
 トランプの政策が第二次世界大戦後の枠組みを変えるということになる。
 米国の軍産複合体制へ金を貢ぐための安保条約からの離脱で自主防衛力を強化すべき決断が必要だろう。
 日本有事に米軍が動く可能性は低異現実を見るべきだが、日本の官僚が与野党政治家による愚民政策で弱体化し、宦官となってしまったのが最も問題だろう。
 
 欧州国際資本が構築した権益網の欧州連合を破壊しかねないトランプの動きを黙ってみているのかどうか注目したい。
   
    
posted by まねきねこ at 11:00| 愛知 ☀| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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