サー・ジョン・チッペンデール・「チップス」・リンドリー・ケズウィック
(Sir John Chippendale "Chips" Lindley Keswick)
1940年2月2日 - 2024年4月17日
イギリスの商人銀行家であり、
が設立した
を支配するケズウィック家の一員であった。
彼は2013年6月から2020年5月に引退するまで
アーセナル・フットボール・クラブ
の会長を務めた。
ケズウィック家実業家一族の一員であるジョン・ケズウィックは、1940年2月2日に
サー・ウィリアム・ジョンストン・「トニー」・ケズウィック(1903年 - 1990年)
メアリー・リンドリー
の息子として生まれ、ヘンリー・ケズウィックの孫である。
彼はイートン校とエクス=マルセイユ大学で教育を受けた。
ケズウィックは1986年から1998年までハンブロス銀行の会長を務めた。
彼は1993年の新年叙勲で銀行業への貢献が認められナイトの称号を授与された。
彼は2005年11月からアーセナル・フットボール・クラブの取締役を務め、2013年8月からは
ピーター・ヒル・ウッド
の後任として会長を務め、2020年5月に引退するまで務めた。
ケズウィックは1966年に第16代ダルハウジー伯爵の娘
サラ・ラムゼイ夫人
と結婚した。
2人の間にはデイヴィッド、トビアス、アダムの3人の息子がいる。
ケズウィック一家はチャールズ3世とカミラ女王の友人である。
なお、サラ夫人は公式の「女王の付き添い人」の一人である。
2013年12月、労働組合支持団体「ベター・トゥゲザー」は、同団体の基金に多額の寄付をした個人の名前を公表し、ケズウィックが同キャンペーンに2万3000ポンドを寄付したことが明らかになった。
ケズウィックは熱心な競走馬の所有者であり、狩猟家でもあった。
ケズウィックの兄ヘンリーと弟サイモン・ケズウィックはジャーディン・マセソン・ホールディングスの会長兼取締役である。
ケズウィックは2024年4月17日に84歳で亡くなった。
2024年5月にナイツブリッジで行われた追悼式には国王と女王が出席した。