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2025年02月16日

中国政府が景気低迷への打開策?ジャック・マー氏やDeepSeek創業者を習近平が率いる政府指導部との会合に招く

 中国は、電子商取引大手アリババグループの共同創業者、
   馬雲(ジャック・マー)氏
ら著名起業家を最高指導部との会合に招待した。
 この事情に詳しい複数の関係者がメディアに明らかにしたとの情報が広がっている。
 習近平政権による中国富裕層への弾圧的な対応が、これまで数年にわたり実施されたことで動揺していた民間セクターへの重大な支持を示す場となる可能性もある。

 関係者によると、会合は来週にも開かれ、人工知能(AI)スタートアップ
   DeepSeek(ディープシーク)
の創業者の
   梁文鋒氏
も参加する可能性があると続けた。
 これ以上の詳細は機密事項のためか不明だが、習近平平国家主席も出席する見通しだという。
 アリババの香港上場株は14日、一時6.5%上昇した。
  
 習近平主席のスケジュールは過去10貝以上の暗殺未遂事件を回避するため、特に厳重に管理されており、直前まではっきりしないことが多い。
 しかし、習主席とマー氏が参加する会合が開かれれば、中国の経済成長の多くを支える民間企業に対し、共産党がより協力的な姿勢を取りつつあることを示す強力なシグナルになる可能性がある。
  
 習指導部は2020年に民間セクターへの締め付けを強めた際、マー氏は最も著名な犠牲者の一人となっていた。
 アリババ系のフィンテック企業、アント・グループの超大型新規株式公開(IPO)を当局が直前に突然中止させた一件は、世界を驚かせた。
 世界2位の規模を誇る中国経済に対する統制を強化するとともに、富裕層を抑え込み、習主席が優先する
   国家安全
   技術的な自給
などに資源をシフトさせる取り組みの幕開けともなり、マー氏も公安当局に身柄を拉致され一時行方不明となって表舞台から姿をほぼ消していた。(関連情報
  
 中国経済が減速し、AI分野で主導権を握ろうとする習指導部の焦りも見られる取り組みにアリババなどの企業が歩調を合わせさせるよう強制される中、公安部門の職員が既に企業内に配置され身動きが取れない体制が完了し、当局の厳しいアプローチも最近和らいでいた。
  
 低コストのチャットボットで中国をAI競争の最前線に押し上げたディープシークの梁氏は先月、李強首相が開いた非公開のシンポジウムに出席した。
 また、マー氏も昨年12月、アント従業員にAIなどをテーマに講演していた。
  
 ただ、当局が民間セクターに対するスタンスをどの程度転換させる考えなのかはなお不透明なままだ。
 ここで習主席が支持を示せば、株式相場の上昇に拍車が掛かり、起業家意欲が強く復活するのはほぼ間違いないと考えられる。
 ただ、その後の具体的な政策措置につながるかに大きく左右される部分も大きく、打ち上げ花火が一瞬開くだけかもしれない。
  
 トランプ米政権との潜在的な貿易戦争に備え、中国政府が国内景気の下支えを目指すとしても、20年より前のスタンスに戻ると見込む中国ウオッチャーは今のところほとんどいない。
 そもそも、高齢化が加速している中国経済よりもインドネシアやインド東南アジアのベトナム、カンボジア、ビルマ等若年層が多く経済が跳ね上がる可能性のある地域への投資活動が活発化している。
   
  
posted by まねきねこ at 09:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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