ジャスティン・ラトナー（Justin Rattner）元インテルのシニアフェロー、コーポレートバイスプレジデント、およびインテルラボの元ディレクター

ジャスティン・R・ラトナー（Justin R. Rattner）

　元インテルのシニアフェロー、コーポレートバイスプレジデント、およびインテルラボの元ディレクターである。

　以前は、同社の最高技術責任者を務め、インテルのマイクロプロセッサ、通信、システム技術ラボ、およびインテルリサーチを率いていた。

　1989年、ラトナーは並列および分散コンピュータアーキテクチャにおけるリーダーシップが評価され、

　　　R&D Magazineの「Scientist of the Year」

に選ばれた。

　1996年12月、ラトナーは、エネルギー省の

　　　ASCI Red System

に関する先見性のある取り組みが評価され、ABC World Newsの

　　　「Person of the Week」

に選ばれた。

　ASCI Red System は、1秒間に1兆回の演算 (1テラフロップス)を実行した最初のコンピュータであり、1996年から2000年にかけて世界最速のコンピュータであった。

　1997年、ラトナーは、今日の米国のコンピュータ業界に最も大きな影響を与えた200人であるComputing 200の1人に選ばれた。　

　その後、 ACM Pressの書籍「Wizards and Their Wonders」で紹介された。

　ラトナー氏は、ハイパフォーマンスコンピューティングと高度なクラスター通信アーキテクチャーにおける功績により、インテル功績賞を 2 回受賞している。

　同氏は、インテルの研究評議会および学術諮問評議会の長年のメンバーであった。

　同氏は、以前はコーネル大学工学部の外部諮問委員会でインテルのエグゼクティブスポンサーを務めていた。

　ラトナー氏は 1973 年にインテルに入社し、1979 年に同社の最初の主席エンジニアに任命された。

　1988 年には 4 人目のインテルフェローとなり、2002 年には最初の 4 人のシニアフェローの 1 人に任命された。

　インテル入社前、ラットナーは

　　　ヒューレット・パッカード社

　　　ゼロックス社

で役職を歴任した。

　1970年にコーネル大学で電気工学の学士号、 1972年にコンピューターサイエンスの修士 号を取得した。

　2012年、オレゴン州セイラムのウィラメット大学から名誉理学博士号を授与された。

　同大学のアトキンソン経営大学院(AGSM)の卒業式でスピーチを行った。

　ラトナー氏はオレゴン州ポートランド近郊に住んでおり、3人の子供たちとともに大規模な馬術競技およびトレーニング施設を所有、運営している。

　2012年5月、ウィラメット大学より名誉理学博士号を授与された。
　R&D マガジン1989 年科学者賞した
　インテルアチーブメントアワードを2回受賞した。
　1989年オレゴン先端技術教育センターグローブ賞した。