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2025年02月07日

パンミューア・ゴードン(Panmure Gordon)英国を拠点とする投資銀行

 英国を拠点とする投資銀行で、投資銀行業務、トレーディング、リサーチ、セールスなど、英国、ヨーロッパ、米国への流通を含む幅広いサービスを提供している。
 2024年7月1日、パンミューア・ゴードンは
   Liberum Capital
と合併し
が誕生した。
 同社の本社はロンドン市内のグレースチャーチ ストリート 40 番地にあった。
 Liberum との合併により、新設の Panmure Liberum はロープメーカー プレイス (ロープメーカー ストリート 25 番地) に移転した。
 150人の従業員を擁するパンミューア・ゴードンは、 2020年に任命された最高経営責任者
によって率いられている。
 2009 年、パンミューア ゴードンはカタールの大手投資銀行
   QInvest
を戦略的投資家として迎え入れた。
 2017年、パンミューア ゴードンは、QInvest LLC が所有および管理し、
   Atlas Merchant Capital LLC
が管理するファンドの完全子会社である
   Ellsworthy Limited
に買収された。

 会社は1876年に
   ハリー・パンミューア・ゴードン
       (Harry Panmure Gordon 1837年 - 1902年9月1日)
によって
   ゴードン&カンパニー
として設立され、後に
   H.パンミューア・ゴードン&カンパニー
に改名された。
 会社の創設者はロンドンの金融界でよく知られたメンバーであり、1892年にH.パンミューア・ゴードンは米国、特にニューヨークとシカゴの批評的なレビューである「全能のドルの国」という本を執筆した。

 パンミューア・ゴードンは当初、
   外国政府向けの債券発行
を専門としていた。
 また、1890年の
   サンフランシスコ醸造会社
向けを含む多数の英国および米国の
   ビール醸造会社の債券発行
を手掛けることでも評判を高めた。
 同社は小規模ながらも影響力のある企業であり続け、主に多くの外国政府の仲介業者として活動していた。
 しかし、同社は 1960 年代と 1970 年代の統合の波をほとんど避け、1961 年に
   Windsor & Mabey
を買収したという 1 件の小規模な買収を行っただけである。

 1987年、同社は
   ネーションズバンク(後にバンク・オブ・アメリカの傘下)
に買収され、独立企業としての1世紀以上に渡る歴史に終止符が打たれた。

 同社は1996年にドイツの銀行
   ウェストLB
に再び売却されたが、1990年代後半から2000年代初頭にかけて銀行全体がさまざまな問題を経験したため、同社の業績は低迷した。
 銀行の大規模な再編の一環として、パンミューア・ゴードンは2004年に名目価格1,800万ドルで
   ラザード
に再び売却された。
 2005年2月、ラザードはパンミューア・ゴードンを、ドットコム・ブーム中にベンチャー・ファンディング事業の設立に失敗した小規模上場証券会社
   ダーラッチャー
と合併させた。
 この合併により、パンミューア・ゴードンは再び独立企業となり、ラザードはロンドンのAIMに上場された同社の33%の株式を保持した。

 2006年、同社はスコットランド銀行と合弁会社「パンミューア・キャピタル」を設立した。
 ロンドンのAIMで新規株式公開を控えている企業に資金を提供した。
 2007年3月、パンミューア・ゴードンは米国に拠点を置く投資銀行の
   シンク・エクイティ・パートナーズLLC
を買収した。

 2007年までに、ラザードは残りの株式を売却した。
 2007年から2008年の金融危機の間、パンミューア・ゴードンは代わりに外部の投資家から資本を調達した。
 4月に、パンミューア・ゴードンはプライベートエクイティファームの
   ブルージェム・キャピタル・パートナーズ
から1,730万ポンドの現金注入を受けたと発表した。
 しかし、その後、より高額の入札者が現れ、2009年8月6日に同社はカタール最大の投資銀行である
   QInvestに
事業の47.1%の株式の売却を完了したと発表した。
 サンデータイムズによると、2016年までにロンドンの大物実業家
   メフメット・ダルマン
の主力投資銀行
   ウェルス・マネジメント・グループ(「WMG」)はパンミューア・ゴードンの買収を計画しており、9%の株式を取得し、「苦戦する会社の立て直し計画を練っていた」と伝えた。

 なお、パンミュア・ゴードン商会は日露戦争時の日本国債(戦費国債)を購入したバンカーのひとつである。
   
     
posted by まねきねこ at 17:41| 愛知 ☀| Comment(0) | よもやまばなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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