テスラが新型のタイプ多目的車(SUV)「モデルY」の改良型を米国と欧州で発売した。
昨年の販売台数が10年余りで初めて減少したテスラは改良型投入で売り上げのてこ入れを狙う。
テスラは今月早くに中国で発売した新型モデルYの動画を23日にX(旧ツイッター)で公開した。
全輪駆動で航続距離の長いロングレンジの「ローンチシリーズ」は、米国では5万9990ドル(約930万円)からで、3月から納車する。
全輪駆動で航続距離の長いロングレンジの「ローンチシリーズ」は、米国では5万9990ドル(約930万円)からで、3月から納車する。
新しいデザインは、テスラの「サイバートラック」の要素を取り入れており、車体の前面と後部には全幅のLEDライトバーを採用するなどしている。
内装では、前列のベンチレーションや16スピーカーのサウンドシステムなどを装備した。
新型モデルYの航続距離は、現行の長距離バージョンとほぼ同等の推定320マイル(約515キロメートル)という。
内装では、前列のベンチレーションや16スピーカーのサウンドシステムなどを装備した。
新型モデルYの航続距離は、現行の長距離バージョンとほぼ同等の推定320マイル(約515キロメートル)という。
今回の刷新は、テスラのベストセラー車であるモデルYにとって、5年前の発売以来初めての大幅改良。
テスラは今月初め、年間販売台数が過去10年余りで初めて減少したことを報告した。
製品ラインアップが古くなり、業界全体にEVに対する消費者の需要が減速したことが響いた。
イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は昨年10月の投資家向け電話会議で、今年前半に発売されるより手頃な価格の新型車や自動運転技術が追い風となり、販売台数は20−30%増加するとの見通しを示していた。
テスラは今後発売予定の車両について、詳細をほとんど明らかにしていない。
製品ラインアップが古くなり、業界全体にEVに対する消費者の需要が減速したことが響いた。
イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は昨年10月の投資家向け電話会議で、今年前半に発売されるより手頃な価格の新型車や自動運転技術が追い風となり、販売台数は20−30%増加するとの見通しを示していた。
テスラは今後発売予定の車両について、詳細をほとんど明らかにしていない。
同社は今月29日に2024年通期の業績を発表する予定だ。