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2025年01月24日

トランプ大統領が強力な手段と認識したうえ、「できれば対中関税賦課したくない」と発言

 トランプ米大統領は23日夜(日本時間24日午前)、
   FOXニュース
の司会者
   ショーン・ハニティー氏
とのインタビューで、「われわれは中国に対し一つの非常に大きな力を持っている。それは関税だ。彼らはそれを望んでおらず、私はむしろそれを使いたくない。ただ、それは中国に対し極めて大きな影響力がある」と語った。

 トランプ氏は引き続き包括的な措置を警告しているのの、中国に対しあらためて
   ハト派的な姿勢を
打ち出した。

 トランプ氏のこの発言を受けて、アジア時間24日の外国為替市場ではオンショアとオフショアの人民元がいずれも対ドルでの上げ幅を拡大している。
 中国本土市場と香港市場の株価も上昇した。
 トランプ氏が2期目就任から間もない時期に中国に関税を賦課するまでには至らないとの前向きなサインと市場はまのところ受け止めたようだ。

 トランプ氏はこれまでも頻繁に敵対国と友好国の双方に対し関税を脅しに使う一方、米国にとっては関税収入が自身の優先施策の追加的な財源の一部になると主張してきた。
  
 同氏は昨年の大統領選で、中国からの輸入品に対する最大60%程度の追加関税賦課の可能性に言及した。
 専門家はこれについて、実行されれば輸出依存度の高い中国経済に壊滅的な打撃を及ぼす恐れがあるとしている。

 米国では中国強硬派のトランプ政権が発足して2日目の21日には、中国が
   合成オピオイド
の一種フェンタニルの米国への流入を放置している批判して、中国からの全ての輸入品に対する10%の関税を2月1日にも賦課することを検討していると語っていた。
 ただ、これまでの脅しは昨年に比べるとソフトだ。
  
 トランプ氏はインタビューで、中国および習近平国家主席に対する称賛をあらためて表明した。
 習氏を「自分の友人のようだ」とした上で、最近行った同氏との電話会談は「非常にうまくいった」とコメントしたうえ、「良好で友好的な対話だった」と話した。

 また、新型コロナウイルス禍以前には習主席と「素晴らしい関係」にあったと述べるとともに、中国は「極めて野心的な国であり、彼は野心的な人物だ」とも語った。

 インタビューではこのほか、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記について、「聡明な人物だ」と述べた上で、金氏に接触するつもりだとの意向を示した。

 
ひとこと
 政治的な外交交渉を商取引と同じレベルで交渉しているようだ。
 商業的な駆け引きで成功する可能性はあるのだろうか?
 
   
posted by まねきねこ at 17:15| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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