米国医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は22日、通期の売上高について0.5−1.5%増になると予想した。
ドル高により伸びが2%抑えられるとした。
調整後利益の予想は1株当たり10.50−10.70ドルで、為替の影響で1株当たり25セント押し下げられるとしている。
同社幹部は電話会見で、多くのアナリストはそうした為替変動を25年の分析モデルに織り込んでいなかったと語った。
同社の通期見通しはアナリスト予想を下回り、米市場でJ&J株は一時4.1%下落した。
J&Jは主力医薬品の乾癬治療薬「ステラーラ」の独占販売権の期限切れに伴い、欧米での競争に直面している。
調整後利益の予想は1株当たり10.50−10.70ドルで、為替の影響で1株当たり25セント押し下げられるとしている。
同社幹部は電話会見で、多くのアナリストはそうした為替変動を25年の分析モデルに織り込んでいなかったと語った。
同社の通期見通しはアナリスト予想を下回り、米市場でJ&J株は一時4.1%下落した。
J&Jは1月、中枢神経系疾患の治療薬に注力するバイオ医薬品企業
イントラセルラー・セラピーズ
を約146億ドルで買収することで合意した。
J&Jのジョー・ウォーク最高財務責任者(CFO)はメディアとのインタビューで、双極性障害に伴ううつ病の治療薬として承認されているイントラセルラーの経口治療薬「カプリタ」について、「特効薬」になり得ると指摘した。
他の疾患での有効性も証明されれば、年間売上高は50億ドルに達する可能性があると述べた。
イントラセルラー・セラピーズ
を約146億ドルで買収することで合意した。
J&Jのジョー・ウォーク最高財務責任者(CFO)はメディアとのインタビューで、双極性障害に伴ううつ病の治療薬として承認されているイントラセルラーの経口治療薬「カプリタ」について、「特効薬」になり得ると指摘した。
他の疾患での有効性も証明されれば、年間売上高は50億ドルに達する可能性があると述べた。
J&Jは主力医薬品の乾癬治療薬「ステラーラ」の独占販売権の期限切れに伴い、欧米での競争に直面している。
また、がん治療薬「ダラザレックス」や、自己免疫疾患の治療薬「トレムフィア」といったより新しい医薬品に期待している。
ダラザレックスの売上高は30億8000万ドル(約4800億円)で、前年同期と比べて20%余り増加した。
また、医療機器の売り上げも好調で、約7%増の81億9000万ドルとなった。
また、医療機器の売り上げも好調で、約7%増の81億9000万ドルとなった。
2024年10−12月(第4四半期)の調整後利益は1株当たり2.04ドル、売上高は225億ドルで、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想をやや上回った。