フランスの有力紙ルモンドは20日、実業家
イーロン・マスク氏
が所有するX(旧ツイッター)への投稿を停止すると発表した。
トランプ米大統領と、マスク氏やメタの最高経営責任者(CEO)マーク・ザッカーバーグ氏の連携が「信頼できる情報への自由なアクセスに対する世界的な脅威だ」と指摘した。
メタや中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に対する警戒を強化するとも強調した。
欧州ではトランプ新政権で要職に起用されたマスク氏への警戒が強まっている。
英有力紙ガーディアンやスペイン紙バンガルディアなども既に投稿を中止している。
マスク氏は移民・難民の排斥を掲げるドイツの右派政党、ドイツのための選択肢(AfD)支持を表明した。
2月の総選挙を前に、欧州各国の要人から「内政干渉だ」との声が上がっている。