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2025年01月18日

規制の脅威が薄れる米銀大手 株主還元が2024年は1000億ドル超

 米銀大手6行が2024年に配当や自社株買いを通じて行った株主還元の規模は1000億ドル(約15兆5200億円)を超え、2021年以来の高水準となった。 
 これまでは規制強化への懸念から資本を手元に確保していたが。
 トランプ次期政権が規制緩和を進めるとの期待が高まっており、銀行の経営陣は今年も株主還元を厚くするとの見方を示している。

 シティグループは15日の決算発表にあわせ、今後数年で200億ドル規模の自社株買いを行う方針を表明した。
 ようやく投資家の期待に応えた。こ
 れまではリスク管理と統制への投資に振り向けており、大手行の中で自社株買いが最も少なかった。

 JPモルガン・チェースの
   ジェレミー・バーナム最高財務責任者(CFO)
は同行には余剰資金が十分にあり、これ以上増やしたくないとの考えを示した。
 その上で「他の条件が同じであれば、自社株買いによる資本還元が増えることになる。それが現在の当社の計画だと述べた。

 期待されている通り、トランプ次期政権が規制緩和を進めれば、銀行は融資を増やすための資金を確保でき、株主への還元も手厚くできるはずだ。
  
 ゴールドマン・サックス・グループ
   デービッド・ソロモンCEO
は電話会議で、「政権交代と米連邦準備制度理事会(FRB)内の幹部交代を踏まえ、従来とは異なるアプローチが採用されると当社では想定している」と述べている。
 
   
posted by まねきねこ at 21:17| 愛知 ☀| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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