米資産運用会社ブラックロックは、米州および主要機関投資家との事業拡大を目指して、複数幹部を昇格させる。
同社では前日、ラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)の後継候補とも目されていたマーク・ウィードマン氏が去ることが明らかになった。
米富裕層向けアドバイザリー業務の共同責任者を務める
ジョー・デビコ氏
は同職を継続する一方で、米州顧客事業責任者に就任する。また、米富裕層向け事業のもう一人の責任者である
ジェイミー・マジェラ氏
は、リタイアメント事業に関する新たな役職を担う。
フィンク氏およびロブ・カピト社長が15日、従業員宛ての文書で明らかにした。
ジョー・デビコ氏
は同職を継続する一方で、米州顧客事業責任者に就任する。また、米富裕層向け事業のもう一人の責任者である
ジェイミー・マジェラ氏
は、リタイアメント事業に関する新たな役職を担う。
フィンク氏およびロブ・カピト社長が15日、従業員宛ての文書で明らかにした。
また、同日発表された決算によれば、昨年に顧客から預かった現金は6410億ドル(約100兆6050億円)と、過去最高に達した。
株式や債券、インデックスおよびアクティブファンド、さらに利益率が高く急成長しているプライベート資産市場など、同社の幅広い投資展開が強みを発揮した。
株式や債券、インデックスおよびアクティブファンド、さらに利益率が高く急成長しているプライベート資産市場など、同社の幅広い投資展開が強みを発揮した。
ブラックロックの総資産は12月31日時点で約11兆6000億ドルとなっている。
フィンク氏は発表文で今年もさらに拡大する見通しから、「これはまだ始まりに過ぎない」と述べ、「当社には今年、かつてないほどの成長と上昇の可能性がある」と続けた。
フィンク氏は発表文で今年もさらに拡大する見通しから、「これはまだ始まりに過ぎない」と述べ、「当社には今年、かつてないほどの成長と上昇の可能性がある」と続けた。
同社の10−12月(第4四半期)調整後1株当たり純利益は、
11.93ドル
と前年同期比23%増と明らかにした。
収入は前年同期比23%増の約57億ドル。2024年の年間収入は前年から14%増加し、200億ドルを突破した。
11.93ドル
と前年同期比23%増と明らかにした。
収入は前年同期比23%増の約57億ドル。2024年の年間収入は前年から14%増加し、200億ドルを突破した。