米リッチモンド地区連銀の
バーキン総裁
は9日、バージニア銀行協会が主催するオンラインイベントで「最近の長期金利上昇はインフレ懸念というより、リスクプレミアムの高まりを反映している」と述べた。
は9日、バージニア銀行協会が主催するオンラインイベントで「最近の長期金利上昇はインフレ懸念というより、リスクプレミアムの高まりを反映している」と述べた。
また、「私の認識では、市場に出回る連邦債務が大幅に増え、しかも需要を上回ることもあるため、それが利回りを上昇させていることに疑いの余地はない」と続けた。
「インフレではなく、タームプレミアムだと思う。そしてタームプレミアムはリスクと何らかの関係があるが、長期債の需給バランスに関連したものとの感触を得ている」と述べた。
今週の金融市場では長期債利回りが上昇し、一時は約1年ぶるの高水準に達した。20年債利回りは8日、5%の節目を超える場面もあった。
バーキン氏は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持たない。
利回りに関する発言は、講演後の質疑応答によるもの。
講演内容は3日に行われた別のイベントで述べた発言と類似している。
利回りに関する発言は、講演後の質疑応答によるもの。
講演内容は3日に行われた別のイベントで述べた発言と類似している。