プリンシパル・アセット・マネジメントの
シーマ・シャー氏
シーマ・シャー氏
は昨年12月の米雇用統計では、雇用者数が3月以来の大幅増加となり、失業率は予想外に前月から低下したことについて、リポートで、「米金融当局にとって1月の金利据え置きは全く問題ない」が、3月に利下げを実施するには、今後発表されるインフレ率の大幅な下振れや雇用統計の反転が必要になるだろうと指摘したうえ世界債券市場にとっては、好調な米雇用統計がさらなる問題となる。利回りはまだピークに達しておらず、英国などの市場には、耐えがたいストレスがさらに加わることを示唆していると続けた。