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2024年12月13日

ピムコが活況のリスク移転市場に「隠れたリスク」の可能性を指摘、楽観的な見通しは「規律をもって抑制されなければならない」と強調し警戒を促す。

 パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のポートフォリオ・マネージャー
   クリストファー・クラウス氏
が率いるチームは今週発表したリポートで、慎重なアプローチが求められる資産担保融資の一つとして
   合成リスク移転(SRT)市場
を挙げ、「まだ検証されていない重大な資本形成や、隠れたリスクがある」と指摘した。
 
 PIMCOのクラウス氏、ハリン・デシルバ氏、ジェーソン・スタイナー氏は「SRTは、銀行が組成した高品質の信用に効率的なアクセスを提供するが、それ自体が独立した資産クラスであるとは考えていない」と指摘した上で、「ローン全体へのアクセスが困難な場合、高値で取引されている場合、または規模が小さい場合などには、特定の資産クラスにアクセスする魅力的な手段であると考えている」と続けた。
 
 リポートでは、音楽著作権や短期消費者ローン商品への投資についても慎重な姿勢を促した。
 3人は、資産担保融資は最も確信度の高い投資テーマの一つとしつつ、楽観的な見通しは「規律をもって抑制されなければならない」と強調した。
   
 SRTは、リスクを軽減しながら融資能力を高める手段として銀行からの人気が高まっている。
   
 欧州の銀行、最近では米国の銀行も、「シグニフィカント・リスク・トランスファー」とも呼ばれるこの金融商品を利用して引き受けリスクを投資家に移転し、新たな融資のための資金を確保している。
  
 昨年の地域銀行危機以降、ヘッジファンドやその他投資家は成長中のSRT分野に殺到している。米国の銀行は規制強化を見越してSRT商品を急速に発行している。
 SRTは利益を生む可能性がある一方で、投資家は
   最初の損失
を被る必要がある。
   
 
posted by まねきねこ at 10:00| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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