12月の米ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は
74
と前月の71.8から上昇し、4月以来の高水準となった。
エコノミスト予想値は73.2だった。
1年先のインフレ期待は2.9%と上昇し、前月は2.6%で5カ月ぶりの高い水準に達した。
と前月の71.8から上昇し、4月以来の高水準となった。
エコノミスト予想値は73.2だった。
1年先のインフレ期待は2.9%と上昇し、前月は2.6%で5カ月ぶりの高い水準に達した。
次期政権下で実施が予想される関税により、物価圧力のリスクが高まったとの見方が民主党支持者の間で広がった。
5−10年先のインフレ期待は3.1%(前月は3.2%)だった。
今回の消費者マインド指数には、11月の大統領選後の政治的イデオロギーに基づくセンチメントの変化が引き続き反映された。
ドナルド・トランプ氏の大統領返り咲きを受けて、共和党支持者のマインド指数は4年ぶり高水準となっている。
一方、民主党支持者の同指数は約2年ぶりの水準に低下した。
無党派層は8カ月ぶりの高水準となった。
一方、民主党支持者の同指数は約2年ぶりの水準に低下した。
無党派層は8カ月ぶりの高水準となった。
エコノミストらは
関税引き上げ案
など、トランプ氏の政策のいくつかはインフレ率上昇の要因になり得ると警告している。
物価上昇を見込んで、消費者は現在の耐久財の購買状況を2021年4月以降で最も好ましいとみていることが今回の統計では示された。
関税引き上げ案
など、トランプ氏の政策のいくつかはインフレ率上昇の要因になり得ると警告している。
物価上昇を見込んで、消費者は現在の耐久財の購買状況を2021年4月以降で最も好ましいとみていることが今回の統計では示された。
回答者の25%は、高額商品を今購入すれば、先行きの価格上昇を回避できると自発的に述べた。
これに支えられ、消費者マインドの現況指数は14ポイント近く急上昇して77.7を記録した。
一方、期待指数は5.3ポイント下げて71.6となった。
これに支えられ、消費者マインドの現況指数は14ポイント近く急上昇して77.7を記録した。
一方、期待指数は5.3ポイント下げて71.6となった。
家計に関する見通しは5カ月ぶりの水準に低下した。