トランプ次期米大統領は新政権の人工知能(AI)・暗号資産責任者にベンチャーキャピタリストでクラフト・ベンチャーズの共同創業者
トランプ氏は自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」で、「サックス氏は政権のAI・暗号資産分野の政策を主導する。この二つの分野は今後の米競争力にとって極めて重要だ。サックス氏は米国が両分野で明らかに世界のトップに立てるよう力を注ぐだろう」と投稿した。
また、サックス氏が大統領科学技術諮問委員会のトップも務めるとも明らかにした。
トランプ氏は政権の要職にシリコンバレーで最も著名な支援者・資金調達者の1人であるサックス氏を起用した。
なお、同氏はバンス次期副大統領とも親しい。
なお、同氏はバンス次期副大統領とも親しい。
サックス氏はベンチャーキャピタリストであり、社会やビジネスの変革に寄与したペイパル出身者を指すいわゆる「ペイパル・マフィア」の1人という。
1990年代後半にイーロン・マスク氏や投資家ピーター・ティール氏が創業に携わったペイパルの最高執行責任者(COO)として、テクノロジー業界でその名を知られるようになった。
1990年代後半にイーロン・マスク氏や投資家ピーター・ティール氏が創業に携わったペイパルの最高執行責任者(COO)として、テクノロジー業界でその名を知られるようになった。
ただ、クラフト・ベンチャーズの広報担当者はサックス氏は同社を去らないと述べた。
この新たなポストは、選挙戦でトランプ氏が公約した暗号資産業界の規制緩和推進を担うことになる。
暗号資産の支持者がホワイトハウスに直接働きかける際の窓口となるほか、デジタル資産を担当する連邦機関とトランプ氏、議会との調整役となる見込みだ。
暗号資産の支持者がホワイトハウスに直接働きかける際の窓口となるほか、デジタル資産を担当する連邦機関とトランプ氏、議会との調整役となる見込みだ。
AI分野では、サックス氏は連邦政府がどのようにAIを導入し、使用を規制するか決定する最前線に立つ。