米カリフォルニア州北部で5日、マグニチュード(M)7.0の地震が発生した。
西海岸沿岸の広範な地域に津波警報が一時出された。
米地質調査所(USGS)によると、地震は現地時間午前10時44分(日本時間6日午前3時44分)に同州ファーンデールの西南西99キロメートルで検知された。
米地質調査所(USGS)によると、地震は現地時間午前10時44分(日本時間6日午前3時44分)に同州ファーンデールの西南西99キロメートルで検知された。
太平洋津波警報センターは、同地震によって危険な津波が発生する恐れがあると発表した。
オレゴン州中部沿岸からカリフォルニア州サンタクルーズの北にかけて津波警報が発令されたが、複数回の余震があったものの警報は1時間弱で解除された。
オレゴン州中部沿岸からカリフォルニア州サンタクルーズの北にかけて津波警報が発令されたが、複数回の余震があったものの警報は1時間弱で解除された。
米国本土を襲った地震としては、2019年にカリフォルニア州東部で観測されたM7.1以来、最も強いものとなった。
今回の地震は、カリフォルニア沖の活発なプレート境界に沿って発生した。
USGSのジェシカ・ターナー氏によると、この境界沿いではここ数日で4回の小さな地震が発生していたが、小規模過ぎて揺れは感じられなかったとみられる。
USGSのジェシカ・ターナー氏によると、この境界沿いではここ数日で4回の小さな地震が発生していたが、小規模過ぎて揺れは感じられなかったとみられる。
地震発生直後、サンフランシスコでは、高台か内陸に至急移動するように促す緊急津波警報が携帯電話向けに発信された。
市内エンバカデロのウォーターフロント地区などではオフィスワーカーが高台に避難した。
市内エンバカデロのウォーターフロント地区などではオフィスワーカーが高台に避難した。
サンフランシスコ国際空港とオークランド空港の業務に影響は出ていない。