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2024年12月03日

欧州市況では仏政治危機で仏独債のスプレッドが拡大、ユーロも下落した。

 欧州金融市場では2日、フランスの国債および株式が
   新たな売り圧力
にさらされた。
 
 バルニエ仏首相が
   予算案の一部を採決なし
で議会を通過させるため、憲法上の手段を行使すると宣言した。
 これに対し左派政党がまもなく内閣不信任動議を提出すると発表し、ルペン氏も支持に回った。

 極右政党の国民連合(RN)のルペン氏が
   不信任動議
を支持すると表明したことが材料視された。
  
 10年物のフランス債とドイツ債のスプレッドは8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大して89bpと、2012年以来の大幅な開きに迫った。
 フランスの主要株価指数であるCAC40指数は一時1.2%安まで売り込まれた。
 ただ、その後は戻してほぼ変わらずで取引を終えた。
 また、この日はユーロも下落し、一時は対ドルで1%超下落した。

 一方のドイツ債は安全逃避の買いが入り、10年債利回りは8日連続で低下した。
 フランス債以外のユーロ圏国債は総じて上昇した。
  
 短期金融市場では欧州中央銀行(ECB)による来週の利下げは28bpと織り込まれており、0.5ポイント利下げの観測は後退している。
 ただ、来年の利下げ見通しは加速しており、2025年末までに162bpの利下げが想定されている。

 この日の英国債は小幅高。パフォーマンスはドイツ債には及ばなかった。
   
 欧州主要株価指数のストックス欧州600指数は0.7%高となった。
 ECB当局者によるハト派的な発言から利下げ期待が高まった。
    
  
posted by まねきねこ at 09:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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