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2024年11月29日

ESGファンドの欠陥を指摘する好機

 ブルームバーグはロシアのプーチン大統領がウクライナに侵攻した際、ESG(環境・社会・企業統治)ファンドがロシア資産を保有していると報じた。
 
 保有資産は国債や国営石油・ガス会社に及んだ。
 ESGファンドはまた、ガバナンスリスクの高まりに対応できず、昨年前半に米
   シリコンバレー銀行(SVB)
が破綻した際も判断を誤ったことは周知のことだ。

 
 シンガポールのSGMCキャピタルのポートフォリオマネジャー
   モヒト・ミルプリ氏
は、数百本のESG(環境社会・企業統治)ファンドが今もアダニ・グリーンに投資している事実は「驚くべきこと」だと指摘した。
 同氏は、レバレッジに過度に依存している懸念から22年末に
   アダニ・グリーン社債
を売却したと続けた。

 ミルプリ氏はアダニ・グリーンについて「現時点で株式を保有する理由はない」とし、ESG(環境・社会・企業統治)ファンドによる同社株の保有について、
   ガバナンスリスク
を適切にスクリーニングする能力を「疑わせる」と述べた。

 ESGと長年距離を置いてきた投資家らは今回の事例を、
   欠陥を指摘する好機
と捉えているが、判断自体がそもそも後手に回っているとの非難は避けて通れないところも多い。
  
   
posted by まねきねこ at 14:20| 愛知 ☀| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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