ウォール街の一部大手金融機関は、米国の投資会社
ブラックロック
のシステム「アラディン」と手を組み、金融市場でも特に透明度の低い米社債取引向けにリアルタイムの価格データを提供する。
のシステム「アラディン」と手を組み、金融市場でも特に透明度の低い米社債取引向けにリアルタイムの価格データを提供する。
これまで、社債の価格情報は激しい競争を繰り広げる銀行が自行内で独占してきたが、今回の動きは透明性の向上に向けた新たな一歩となる。
各銀行は債券市場データのプロバイダー、米国のボンドクリックを通じて、アラディンにデータを提供する。
各銀行は債券市場データのプロバイダー、米国のボンドクリックを通じて、アラディンにデータを提供する。
社債は従来、店頭で取引されており、投資家は個別の価格について証券会社などに問い合わせる必要があった。
金融危機以降は、市場で電子化が進み、取引活動は「マーケットアクセス」や「トレードウェブ」といったデジタルプラットフォームに移行している。
金融危機以降は、市場で電子化が進み、取引活動は「マーケットアクセス」や「トレードウェブ」といったデジタルプラットフォームに移行している。
報道資料によると、アラディンのプラットフォームの利用者は30社以上のディーラーから提供された情報に直接アクセスできるようになる。
このデータには投資適格級およびジャンク級(投機的格付け)の米社債の取引価格も含まれる。
このデータには投資適格級およびジャンク級(投機的格付け)の米社債の取引価格も含まれる。