ロンドン金属取引所(LME)のアルミニウム相場は18日、中国政府が
アルミなどの輸出について税還付の廃止
を発表したことで下落し、アルミ業界は
供給の流れへの影響
の見極めを急いでいる。
を発表したことで下落し、アルミ業界は
供給の流れへの影響
の見極めを急いでいる。
中国政府は15日、輸出還付制度の見直しを発表した。
アルミと銅の輸出に対する13%の税還付を廃止するとともに、電池とソーラーパネルについては税控除を縮小する方針を明らかにした。
アルミと銅の輸出に対する13%の税還付を廃止するとともに、電池とソーラーパネルについては税控除を縮小する方針を明らかにした。
今回の中国の動きについて、一部のアナリストは、同国の工業における
過剰生産能力を緩和する試み
と捉えている。
中国の輸出が生産者および世界の購入者に対して持つ重要性のため、対象となった商品の中ではアルミに最も大きな影響があった。
なお、今回の税制度の変更は12月1日に実施される。
過剰生産能力を緩和する試み
と捉えている。
中国の輸出が生産者および世界の購入者に対して持つ重要性のため、対象となった商品の中ではアルミに最も大きな影響があった。
なお、今回の税制度の変更は12月1日に実施される。
18日のLMEのアルミ相場は前週末比1.6%安の1トン=2608.50ドルで終了した。
15日は5.3%上昇していた。
15日は5.3%上昇していた。
一方、LMEの銅相場は上昇して引けた。
中国の銅製品はアルミほど世界の供給にとって需要度が高くないため、銅相場の反応は今のところそれほど顕著ではないが、今年に入り銅製品の輸出は急増している。
中国の銅製品はアルミほど世界の供給にとって需要度が高くないため、銅相場の反応は今のところそれほど顕著ではないが、今年に入り銅製品の輸出は急増している。