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2024年11月15日

麻薬や犯罪にうんざりする米国民の多くが力による社会の修正を求めた可能性が高い、リベラル派の牙城サンフランシスコさえ右傾化

 SF市でのトランプ氏得票率、共和党候補としては過去20年間で最高
 路上犯罪やホームレスの問題で有権者の不満高まる
 リベラル派の牙城であるサンフランシスコでさえ、米国の右傾化の波に飲み込まれた。

 サンフランシスコは保守派の格好の標的となっている。
 カリフォルニア州務長官のデータによると、5日の米大統領選で、同市の有権者の15%強がドナルド・トランプ氏に投票した。
 共和党の大統領候補としては過去20年間で最高の得票率となった。
 2016年の初出馬の際は9.3%だった。

 同市では共和党員として登録している有権者が7%にとどまっており、民主党候補のハリス副大統領もかつてカリフォルニア州司法長官を務めていた背景を考えれば、この結果は全国的な傾向を反映したうえ、サンフランシスコでは特に大きな意味を持つものだ。

 地元の共和党支持者はこの勢いに乗り、これまで同市に見切りをつけていた
   富裕層の献金者
を取り戻すことができるとの期待も強まっている。
  
 より穏健な都市を目指す共和党系の団体、サンフランシスコ・ブリオネス・ソサエティーの共同創設者
   ジェイ・ドンデ氏
は「現在、共和党はサンフランシスコでは成功できない」という
   自己実現的な予言
があり、だからわざわざ同党を支援する必要はないという考え方があると指摘した上で、「大統領選挙における投票行動から、「これは成功を収められる共和党候補にはチャンスがあることを示している」と述べた。

 ただ、サンフランシスコは依然としてリベラル派の牙城であり、すぐに共和党支配に変わる可能性は低いが、
   ホームレスの問題
   路上犯罪  
   記録的なオフィス空室率
といった難題に見舞われる中、今回の選挙結果は、全米で広がる
   現状への不満を反映
する形となっており、次期大統領の取り組みに期待がかかっている。

 カリフォルニア州全体では40%近くがトランプ氏に投票し、ハリス氏は民主党候補としては過去20年間で最低の得票率を記録した。
 同州の動向は、2026年の州知事選にも影響を及ぼす可能性がある。
 現職のニューサム知事が任期満了を迎えるため、既に複数の知名度の高い人物が共和党からの出馬を検討している。
   
     
ひとこと
 現状の政治に不満な米国人が投票行動を変えたのだろう。
 ただ、トランプが政権を運営しても現状が変わらなければ、より大きな反発が生まれ兼ねないことも予想され、劇場型政治家が放言しただけの事ができなければ、過激な状況を生み出しかねないリスクが高そうだ。

     
posted by まねきねこ at 16:46| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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