イスラエル首相府が現地時間5日夜にネタニアフ首相が2年前から意見対立のあったガラント国防相を更迭したと発表した。
イスラム組織ハマスや親イラン民兵組織ヒズボラとの紛争を巡って、長年続く両者間の溝が埋められなくなったためだという。
イスラム組織ハマスや親イラン民兵組織ヒズボラとの紛争を巡って、長年続く両者間の溝が埋められなくなったためだという。
首相府声明は両氏の衝突について「政府および安全保障内閣の決定と整合しない言動」があったと説明した。
ガラント氏は「イスラエル国家の安全保障はこれまで、そしてこれからも常に私の人生の使命であり続ける」との声明を出した。
ネタニヤフ、ガラント両氏間の緊張はほぼ2年前から強さを増してきた。ガラント氏はパレスチナ自治区ガザでの戦闘停止を交換条件とする人質解放を推進してきた。
一方、ネタニヤフ首相はハマスを完全に壊滅させるためにはイスラエルがパレスチナ領内にとどまる必要があると主張し、焦土化と民族浄化を強化させてきた。
一方、ネタニヤフ首相はハマスを完全に壊滅させるためにはイスラエルがパレスチナ領内にとどまる必要があると主張し、焦土化と民族浄化を強化させてきた。
なお、新国防相にハマスおよびヒズボラをテロリスト組織と見なしている米国への対応も期待してかカッツ外相が指名された。
ひとこと
ネタニヤフ政権をバックアップする極右宗教勢力との関係を重視して、徴集兵の義務排除など軍部との摩擦も多い宗教関係者の特権を