キャップジェミニ(Capgemini SE)
フランス・パリに本拠を置き、主に経営戦略コンサルティングを行う欧州最大のコンサルティングファーム。
世界50か国以上で事業を展開している。
売上高 180億ユーロ (2021年度)
従業員数 350,000人 (2021年12月)
売上高 180億ユーロ (2021年度)
従業員数 350,000人 (2021年12月)
キャップジェミニの事業は1967年、Serge Kampfにより、企業経営・データの分析事業を目的とした
Société pour la Gestion de l'Entreprise et le Traitement de l'Information(Sogeti)
が、グルノーブルで設立され始まった。
1973年、欧州における競合企業の
CAP
を買収、1974年、アメリカ合衆国・ニューヨークに本拠を置く
Gemini Computers Systems
を買収した。
1975年、CAPとイギリスの
CAP Group
との社名類似問題を契機に、
CAP Gemini Sogeti
と改称した。
1981年にミルウォーキーを本拠とする
DASD Corporation
を買収した。
1996年、社名をCapgeminiに改称、世界各地のグループ企業をキャップジェミニの名称でリブランド化した。
2000年5月、イギリスの
アーンスト・アンド・ヤング
からコンサルティング部門を買収した。
2002年、ITコンサルティング専門の部門として
Sogeti
のブランドを復活させ、以降、世界15か国でITコンサルティングサービスを展開している。
2006年10月、シカゴを本拠としインドにおける有力ITコンサルティングファームであった
Kanbay International,Inc.
を買収した。
2008年5月、ストックホルムを本拠とする
IBX Group
を買収した。
2015年4月、アメリカ・ニュージャージー州を本拠とする同業の
アイゲート
を買収し、アメリカ合衆国を最大の市場とした。
2020年5月以降、Aiman EzzatがCEOを務めている。
日本では2013年2月、「キャップジェミニ株式会社」(Capgemini Japan K.K.)として事業を開始した。
コンサルティング、テクノロジーおよびアウトソーシング事業を行っており、本社を虎ノ門ヒルズに置く。
国内におけるサービス部門は、4部門からなる9つの専門チームで構成されている。(1)ビジネスコンサルティング部門:「製造&サービスコンサルティング」、「金融コンサルティング」 (2)業界/セクター別部門:「金融・保険」、「銀行・市場系」、「テクノロジー・メディア・テレコム」 (3)アプリケーション部門:「SAP」、「DCX」、「Technology & IPA」 (4)エンジニアリング R&D