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2024年10月26日

米大統領選挙で支持率リード小幅に過ぎない「トランプトレード」は利益確定が有益

 米国金融機関大手のシティグループは来月の大統領選挙で
   トランプ前大統領
が勝利する可能性に絡んだいわゆる「トランプトレード」について今が利益を一部確定する好機だと指摘した。

 シティはリポートで過去のデータによると
   資産価格の変動
はその多くが実際の投票前に起きているため、投資家がますますトランプ氏優勢に傾いていても、主要な取引において
   利益を確定するのが最善
だと記述した。
 
 シティが選好したトランプトレードに、市場が織り込む平均インフレ率である
   ブレークイーブンレート(BEI)
があるが、シティは5年物BEIのポジションをロングで持ち、予想以上に強い9月の雇用統計を受けて10月上旬に積み増しをした。

 BEIはインフレ連動債(TIPS)利回りと同年限の名目利回りの差に基づいて算出されるため、インフレ率上昇の期待が市場で広がればBEIは上昇する。
 5年物BEIは現時点で約2.3%付近にある。
 なお、9月には1.8%台だったため、シティはこの取引で利益を確定した。

 他にシティが解消して利益を出した取引には、対ユーロを中心としたドル高想定ポジションがある。
 ドルは対ユーロで9月下旬から約3.5%上昇した。
 なお、25日午後には1ユーロ=1.07ドル台で推移している。
 

posted by まねきねこ at 09:00| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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