カナダ銀行(中央銀行)は23日、政策金利を50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き下げ3.75%とした。
利下げのペースを加速させるとともに、新型コロナウイルス禍後の高インフレ時代は終わったと示唆した。
50bpの利下げ幅は、コロナ流行初期の2020年3月以来の大きさで、市場の予想通りだった。
カナダの9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.6%上昇に伸びが鈍化している。
物価圧力はもはや広範囲にわたるものではなくなり、インフレ期待も正常に近づいている。
物価圧力はもはや広範囲にわたるものではなくなり、インフレ期待も正常に近づいている。