韓国の複数メディアは国家情報院の関係者の話として、情報機関・国家情報院が、北朝鮮がウクライナとの戦闘に
特殊部隊所属の兵士など1万2000人の派兵
を決定したことが分かったと明らかにしましたと伝えた。
韓国国家情報院によれば、今月8日から北朝鮮の兵士らが
ロシアの艦船
で移動を開始していることを確認し、兵士らはロシア軍の部隊に分散して駐留したうえ
適応するための訓練
を終え次第、戦場に投入されるとみられている。
また、北朝鮮軍の兵士らには、ロシア軍の軍服や武器のほか、偽の身分証も発給されていると続けた。
北朝鮮はロシアと軍事面での協力を深化させており、ウクライナ侵攻をめぐり、北朝鮮による大規模な派兵が確認されるたは初めてとなる。
これに先立ち、ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、情報機関から、北朝鮮が兵士ら1万人の派遣を準備しているとの情報を得ていると明らかにしていた。
ひとこと
ロシアでは1日から年末までの秋期徴兵で13万3000人の招集を命じたことがロシア政府機関紙
ロシア新聞
が1日掲載した法令で明らかになっており、予備役ではない18歳から30歳までの国民13万3000人を招集して戦闘地域の投入するとの報道が出ており、1割を北朝鮮兵士が上乗せで投入するということのようだが、肉弾戦といった惨状で将兵の消耗戦となっているウクライナ戦線へのロシア人が忌避した穴埋め投入だろう。