米国の最大手プライベートエクイティー(未公開株、PE)投資会社
ブラックストーン
の7−9月(第3四半期)はクレジット部門に投資家の資金が流入し、同事業は資産規模で同社最大部門となったことから増益決算となった。
の7−9月(第3四半期)はクレジット部門に投資家の資金が流入し、同事業は資産規模で同社最大部門となったことから増益決算となった。
ブラックストーン全体では9月末時点で1兆1000億ドルの資産を管理しているが、このうちクレジット部門は3547億ドルを占め、不動産事業を抜いて同社最大となった。同社は不動産融資事業の一部をクレジット部門に組み入れることも決めた。
クレジット部門の好調な業績が、低調だったPEや不動産事業を補う格好となった。
ジョン・グレイ社長は「当社は多様な事業展開を好む」とインタビューで述べた。
17日の同社発表によれば、分配可能利益(株主帰属利益)は融資事業の利益が押し上げ
12億8000万ドル(約1920億円)
12億8000万ドル(約1920億円)
と前年同期+5.5%増えた。
1株当たりでは1.01ドルと、ブルームバーグがまとめたアナリストの予想平均91セントを上回った。
1株当たりでは1.01ドルと、ブルームバーグがまとめたアナリストの予想平均91セントを上回った。
クレジットおよび保険部門には第3四半期に214億ドルの資金が流入した。
全部門に流入した資金の半分余りを占めた。
全部門に流入した資金の半分余りを占めた。
ニューヨーク株式市場でブラックストーンの株価は一時約8%上昇の172.25ドルを付けた。