9月の米小売売上高は
前月比+0.4%
と13分野のうち10分野で増加し、市場予想(0.3%増加)を上回る伸びとなり、個人消費の堅調さが示された。
なお、8月は0.1%増であった。
自動車とガソリンを除いたベースでは0.7%増加した。
生花店やペットショップなどを含むその他小売りが特に大きく伸び、衣料品や食品・飲料も堅調だった。
一方、ガソリンスタンドは、ガソリン価格の下落を反映して減少した。
自動車はわずかな増加にとどまった。
国内総生産(GDP)の算出に使用される飲食店と自動車ディーラー、建設資材店、ガソリンスタンドを除いたコア売上高(コントロールグループ)は0.7%増加。3カ月ぶりの大幅な伸びを示した。
コア売上高は3カ月間の年率では6.4%増と、2023年序盤以来の力強い伸びとなった。