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2024年10月15日

ゴールドマンの四半期決算では株式トレーダーとディールメーカーがけん引し、45%の増益 

 ゴールドマン・サックス・グループの7−9月(第3四半期)は45%増益となった。
 株式トレーディング収入の予想外の増加と投資銀行業務の復活が寄与した。

 株式トレーディングは3年余りで最高の四半期収入を記録した。
 通年で過去最高となる勢いだった。
 ディールメーキングの手数料収入は主要事業分野のすべてで予想を上回った。
 投資銀行部門全体は債券トレーディング収入の落ち込みにより、伸びが抑えられた。
 
  デービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は先月、ゴールドマンが自社バランスシートからの投資を削減していることから、マネーマネジメント部門における株式および債券投資に関連する収入が大幅に減少する見通しを示していた。

 ゴールドマンは今年、個人向け銀行業務を大幅に縮小し、投資銀行業務の回復から利益を得る体制を整えていた。
 ウォール街の大手銀行は全体的に、金利引き下げによるリテール事業への逆風をかわしつつ、手数料を押し上げるディールメーキング増加の恩恵を受けている。

 第3四半期にはゼネラル・モーターズ(GM)とのクレジットカード提携解消と、その他の小規模なリテール事業からの撤退で、4億1500万ドル(約620億円)の損失を計上した。
 英バークレイズは14日、GMとの提携事業を引き継ぐと発表した。

 同収入は2億9400万ドルで、昨年10−12月の12億ドル超など最近の四半期に比べ大幅に減少した。

 純利益は29億9000万ドル(1株当たり8.40ドル)に増加。収入は7%増の127億ドルだった。

 7−9月の自己資本利益率(ROE)は10.4%。

 株式トレーディング収入は35億ドルに達し、2021年1−3月(第1四半期)以来の高水準。債券トレーディング収入は12%減の29億6000万ドル。

 投資銀行業務の収入は18億7000万ドルで、アナリスト予想平均の16億8000万ドルを上回った。
 合併助言手数料は8億7500万ドルでJPモルガン・チェースを上回った。

 株式引き受け業務の収入は3億8500万ドル、債券引き受けは6億500万ドル。

 資産運用およびウェルスマネジメント事業の収入は37億5000万ドルで、前年同期から16%増加した。
  
   
posted by まねきねこ at 22:27| 愛知 ☔| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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